顎関節症と
知覚過敏、一見別々の病気のようですが、実は非常に関連しています。
顎関節症も
知覚過敏も実は夜間の
歯ぎしりや
食いしばりによって、その症状が大きく変化していきます。
かむことによって歯にすごい力が加わって、ミクロのひびが入ったり、本当に目に見えるような大きな亀裂が入ったりといったことでしみるのが
知覚過敏の原因のひとつとされています。
すでに大きな亀裂となってしまった場合には神経を抜くなどの処置、すでに亀裂などによって神経が死んでしまって根っこの先に膿がたまった場合には根っこの中の清掃などの処置、といったものが必要となってきます。
かむことによって顎関節にも大きな力が加わります。
顎関節には
関節円盤という軟骨が介在しているのですが、その軟骨に傷ができると痛みが生じたり顎が開かなくなったりといういわいる
顎関節症の症状を呈してきます。
いずれもかむ事のバランスが崩れていることがひとつの原因となってくるので
今はその出てきた症状一つ一つに対症療法的に対処していくしかないと思います。
マウスピースによって、症状が緩和してくるのが一番いいことなんですが、歯そのものの痛みに対しては明日にでも電話して対応をしてもらったほうがいいと思います。
あと電撃に打たれたような痛みがある場合には、
三叉神経痛やヘルペスといった疾患も可能性としてはありえるので、必ず歯科だけでなおるかどうかという点は不明であることも付け加えておきます。