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2011/03/17

交通事故後、治療のため5本抜歯、後遺症認定は可能ですか?

とこなつ様40歳男性
先日、仕事で同僚が運転する車に同乗していたところ、一時停止を無視したタクシーに突っ込まれ、持っていたパソコンで前歯を強打し上2本、下3本の歯がぐらつき、歯科医で診療を受けた結果、もともと歯周病があったこともあるが、ぶつけてグラツキが出てしまったのだろうとのことで、計5本を抜歯して、残った歯でブリッジにする旨の診療方針でした。

 そこで質問なんですが、この場合、歯を5本無くしてしまって後遺症認定は認められるのか?といことと、5本も抜いてしまって、将来的にあと、1本・2本失うだけで入れ歯になってしまうのではと不安でたまりません。

私は、まだ20代で入れ歯にするには早すぎる;; 後遺症認定等で、今後の治療(メンテナンス等)を保障してもらうことは可能なのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
交通事故のような場合、通常の保険診療にとらわれることなく相手の保険会社との交渉により、補償の範囲は変わってきます。

あくまで現状に近い状況をというのが(事故の)保険の治療の補償ということになるので場合によってはインプラントなどの治療方法も選択肢に入ってくると思います。

後遺症障害については、恐らく難しいと思いますが、相手の保険会社と交渉をしっかりとしてください。

あくまで個々の事例での交渉事となるので一般論では言えないところです。

小郷 邦治 先生からの回答

岡山県
小郷歯科医院
小郷 邦治先生
結論から言えば、補償は可能です。

実際のケースの経験から、例としてお話しします。

現状の治療費および補綴義歯または、インプラント口腔内を回復するのに、100万円かかったとします。

その義歯は、50年耐久することはあり得ないので、20年後に再処置して、新しくするものとして、金利等が付加されることを含めて計算して、50万円を補償慰謝料のお金としていただくことができます。

加えて、20歳代であれば、40年後に同様な再処置をするものとして、同様の計算方式で20万円追加されます。

平均年齢まで、生存するものとして計算していきます。まだ、付加されるはずです。

これは、例えばの私的計算で、判りやすく説明しました。
100万、50万、20万円は、補償料として、一括で貰えます。
実際はもっと複雑です。

実際の計算式は保険の人に聞いててください。
但し、そのお金を使ってしまっては何もなりませんが、それは本人の自由です。

注意することとして、安価な治療をすれば、その評価はそれなりに安価になり、補償も非常に安価になります。
ですから、通常、保険の仕組みを知らなければ、被害者はほとんど損するようにできていますので、よくよく相談するか、法律事務所で弁護士に無料相談などで聞いたほうが、必ず良い情報をいただけます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
保障と言いますか、多分そのタクシー会社で費用はある程度負担してくれるのではないでしょうか?

入れ歯の件ですが、左右の犬歯とその奥の歯があればブリッジで行けるはずですので、これ以上歯周病で歯を失わないようにきちんと治療することとメインテナンスすることで大丈夫ではないでしょうか

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