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2018/10/01
虫歯 治療方法

噛むと痛む歯があり、神経を取った方がいいと言われました。

まゆ様40歳女性
6月に詰め物の下が虫歯になっていると言われ治療をしました。
左下の一番奥の歯です。
神経に達するか達さないかくらいの虫歯だったようですが、神経は抜かずに終了しました。
治療後、ものを食べると噛む度に痛くて別の歯科医院に行って診てもらったところ、噛み合わせを少し落としてもらいました。
その際先生に「私は神経を取った方がいいと思うよ」と言われました。

その後しばらくは痛みもなく過ごしていましたが、一昨日噛んだ瞬間に結構な痛みがあり、その日はそれ以降ずっと噛む度に痛みました。
痛むのは噛んだり上の歯と当たった時だけで何もしていない時は痛みません。
もらっていた痛み止めを飲んでから今日までは時々噛むと痛いなくらいの程度でしたが、心配で受診しました。

レントゲンも撮りましたが原因がわからないのか歯が痛む理由ははっきり教えてもらえませんでした。
歯並びが悪く奥歯でしか噛まないから負担がかかりすぎたんだろう、もう少し様子を見てと抗生剤と痛み止めを出されて終了しました。
詰め物の下に黒い影があるけどこれは原因じゃないと思うとも言われましたが、何かありそうなら一度開けて見てもらいたかったなと思います。
相変わらず噛むと痛いので、神経を抜いたら？と言った先生のところにも行ってみてもらおうかと思うのですがどうでしょうか？
このまま様子をみるべきでしょうか？

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
すでに神経ぎりぎりで、そのうえで痛みも出てきているので、やはり神経を取ったほうがいいと思います。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
深い虫歯ですので、神経が感染している可能性もありますし、健康な壁が薄くなりそのための症状とも考えられないこともありません。
1〜2、3ヶ月経過を見て症状が改善されない場合、神経を取ることも考えたほうがいいと思います。

船津　三四郎　先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津　三四郎先生
まゆ 様、初めまして。
左下大臼歯の疼痛でご難儀の事と拝察申し上げます。

一般的に、深いむし歯の場合、削った後に歯髄組織に対する温度刺激、機械的刺激等が強くなり、充填後に疼痛が出る場合が時々あります。

1．疼痛が漸次減少傾向に向かう場合は、3カ月程経過観察です。
　自然消失する場合が多々あります。

2．疼痛が漸次増加傾向に向かう場合は、抜髄（神経を取る）になる事もあります。

神経は、出来るだけ取らない方がベターです。

更に、むし歯以外でも歯を噛んだときに痛くなる原因には以下の様な要因があります。

1．虫歯由来の疼痛
2．歯周病由来の疼痛
3．知覚過敏から歯髄炎へ移行による疼痛
4．歯根根尖部周囲の病変
5．夜間就寝時の歯ぎしり
6．噛み締め癖
7．TCH
8．5,6,7が原因による歯根のひび、破折

5,6,7,8が存在する場合、口腔内には、以下の様な症状が出る事が多いです。

1．骨隆起
2．歯の咬耗
3．歯の摩耗
4．歯のヒビ
5．顎関節症状
6．被せ物や詰め物がすぐ壊れる
7．知覚過敏の症状
8．歯頸部くさび状欠損
9．舌の痛み
10. 舌圧痕
11．頬粘膜圧痕

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