>その4か月後、引越し先の歯医者さんで定期検査に行ったところ歯の根っこに
膿の袋のが3、4本あると診断されました。>⇒数カ月前にはそのような指摘はされていません。わずか数カ月でそのような状況になることはありますか?
⇒根の先の
膿の袋に関してですが、X線で診て影がある場合、きちんと治りきらない場合(不完全
治癒、、治癒形態の一つですが)いろいろ考えられます。この辺に関してはDrの見立てて若干違ってきます。定期的に診ていたのであれば、多少影が残った像があってもそれを定期的に診ていた先生の診断で間違いではないと考えます。初めてみた先生が
膿の袋と診断するの間違いではありません。
>さらに3カ月が経過し、以前からかかりつけの歯医者さんが気にしていた未治療歯が物をかむと痛くなりました。痛みは一週間続きましたがその後は痛みはなくなったものの歯茎が腫れていました。あわててまた別の歯医者さんに行きました。
レントゲンとお口の状態をみたうえで「健康な歯でも傷がついて雑菌がはいると腫れることがあるので薬をぬって様子をみましょう。年末も差し控えているので被せものをとるのは年明けに」ということになりました。
>
膿の袋のことは何もいってませんでした。
膿んでいたら
レントゲンでわかるし言いますよね?
⇒もしかすると、根の先の
膿の袋ではなく
歯周病関連の腫れだった可能性も否定できません。おそらく少し経過をみた可能性があります。
>そこではじめてその未治療歯が歯周病との診断でした。
>ぐらつきは全然なく、腫れていた歯茎も今は出血もなく、かるくブラッシングして出血してからは腫れも引きました。
>⇒全くぐらついてなくても進行していることってあるんですか
⇒私の経験ですが、その状態はあります。
>⇒定期的な
メインテナンスをしていたのになぜここまで進行していまったのかわかりません。
⇒大事なことは、
メインテナンスをすることで100%大丈夫になることはあり得ません。しかしながら、全く
メインテナンスをしていない患者さんと比べると、たとえば歯の抜ける確率などを比べると10倍以上違うような気がします、もっとかもしれません。
メインテナンスをしながら、歯の予知性をみるまた診断する必要があります。ですので年に一度はあるいは2年に一度大きなX線写真などを撮影して比較検討することを進言してみてください。そうすれば、予後の悪くなりそうな部分を見つけることができまた重点的なケアが可能になるような気がします。
>⇒歯医者さんによって意見が異なり戸惑います。
⇒すみませんが全くその通りです。ただ、最終的に歯を残したいと考えることに違いはありません。
>まだ引越しして間もないので近所の口コミがわかりません。
>そのなかで、間違えのない歯医者さん選びのポイントを教えてください。
⇒最重要ポイントはご自身の相性と信頼が直感的にでもできるかどうかなどの感覚的なものなど、また患者さん自身の希望(金額や治療期間)をも含め、うまくすり合わせてくれるDrが良いのではないでしょうか。