インプラントか
ブリッジかでお悩みなんですね。
いろいろと誤解や勘違いがあるようです。
>
上顎洞を突き破ってしまうので、
上顎洞を持ち上げた所に、増骨剤で厚みを持たせてから
インプラントを埋入すると書いてあります。
上顎の前歯部の話ではなく、上顎の
臼歯部の話です。
そして全員が全員骨の厚みが1mmなのではなく、数ミリしかない人はそういうことが必要になるというだけのことです。
10mm以上骨のある人もたくさんおられます。
> この
サイナスリフトは難度の高い手術との事ですが、前歯の
インプラントはかなり熟練者でないと難しいのでしょうか?
前歯の
インプラントは難しいです。
それは審美的に満足が得られるようにすることが非常に難しいということです。
骨を作ってそこに
インプラントをするということなので、段階を踏めばある程度の状態には出来ると思います。
> それから、
ブリッジについてもお伺いしたいのですが、前歯の部分は他の箇所に比べて丸くアーチ状になってますので、直線に近い奥歯あたりの
ブリッジに比べると脆いと感じますが、如何なものなのでしょうか?
その通りです。
そういう力学的な面から言うと3番から3番までをつなげたほうがいいということになります。
力学的な安定性という面から考えた設計と、生物学的にできるだけ侵襲の少ない方法で、ということは全く逆の立場になります。
そこでどこで妥協するのかという点が非常に難しい話となります。
> 4本ブリッジではなく、健康な歯を土台にしない3本
ブリッジになると、
ブリッジの寿命も短くなるのでしょうか?
どのくらいというような実験もできませんし、データもないですが普通にに考えればそうなると思います。