とも造 様
激痛は今もあるのでしょうか?
大変お困りのご様子。大変だとお察しいたします。
あなたが判断するのは2点。
1)おいしくうどんが食べられないのは本当に困るのか?
2)おいしく食べるためには自費でお支払いになった
セラミックを諦められるのか?
ということだと思います。
まず、おいしく食べられないことが本当に困るのなら、第1に考えるのは、痛みを早く取ることです。
そのために
セラミック云々は後において、痛みを取る処置を早くしてもらうことが最優先です。
最初に治療してもらった歯科医師にそのことをお話になり、何度か
麻酔をしてもらったが痛みが取れないことをきっちり申し上げて「とにかく痛みを取ってほしい」ということを伝えるといいと思います。
麻酔だけで一時の鎮痛だけで、ほかの処置がないのなら、転医を考えなければなりません。
もし、転医する場合も経過をきっちりとお話になり「とにかく痛みを取ってほしい」ということをお話になるのが最善と考えます。
次に、痛みを取るのに
セラミックを外さなければならない場合、最初の先生とのお話をきっちりとされるとよいと思います。
そのお話の時に、最初から「医療過誤ではないか」と切り出すと、医療過誤をあなたが証明するのは非常に難しくなるのではないでしょうか。
痛みを取るのに
セラミックを外さなければならないことについて、どのように考えていただけるかをよく相談するとよいと思います。
医療ミスかどうかについてはお書きになった文面だけでは判断しかねます。
神経をできるだけ残してう窩(
虫歯)だけ治療した歯が後々痛くなる場合はあります。
神経をできるだけ保存(持たせて)して良心的に治療した神経が痛んでくることはあり得ます。
それで、患者さんからは治療ミスのように見えますが、歯科医師から見ると神経をできるだけ残して治療をしたと分かる歯もあります。
あなたの場合、そのように後から痛くなることを聞かされていなく、
セラミックを入れたのにどうして痛くなるの?という疑問だと思います。
あなたの文面からはこれ以上どのような状況かは全く分かりません。
しかし、安易に歯科医師に「治療ミスではないか」という姿勢では次に診察する歯科医師も構えてしまって、本当にあなたが楽になる治療につながらないような気がします。
とにかく早く大好きなざるうどんとガリガリ君を今年の夏に食べられるように、楽になられることを願っています。