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ご相談

2018/01/14

マウスピース矯正治療後、担当医の説明に不満があります。

小鈴様42歳女性
インビザラインで1年間のマウスピース治療を終えたばかりです。
不満な箇所がいくつかあり、担当医に伝えましたが、納得のいかないお返事でしたので相談させていただきます。

(1)奥歯の噛み合わせが合っておらず、浮いています。繊維質の物が噛みきれません。
マウスピースをはめた状態で噛んでいたので、どうしてもその分浮いてしまう。
また、食いしばり等の癖があるかもしれないので日常意識してください。
半年くらいで自然と噛み合ってくる場合があるので様子を見ましょう。

(2)左上奥から2番目の1箇所隙間があり、食後に必ず食べ物が詰まります。
インビザラインでは微調整が難しい。
奥歯の噛み合わせが治ってきたら、詰まる箇所に隣接するセラミックか、詰め物を作り直しましょう。

(3)リファイメント前に前歯中心に隙間があり、追加10枚のアライナーで動かし、隙間なくす予定でしたが、終了後も隙間があります。
インビザラインでは予定通りいかない場合もあるので、後で詰め物をしましょうか。

ということで、上下前歯6本をワイヤーで固定し、終了しました。

上記3点について、担当医の回答は間違ってはいないでしょうか。
ご意見お願い致します。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
インビザラインで矯正をしたんですね。
インビザラインの矯正は矯正専門医が行っているわけではなく、模型をとってそれを送り、模型をコンピューター上で解析して次のマウスピース(アライナーというのでしょうか)をセットする、というものです。
微調整は出来るようなのですが私は本格的に習ったわけではないのでよくわかりません。
矯正のことををよくわからない先生でもある程度のところまでは矯正できるということで人気がありますが、悪く言えばその先生に細かいところを治す力はないのかもしれません。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
アライナー矯正の難しいところではあります。
基本的にですが、アライナーであれブラケット矯正であれ終了時の噛み合わせは、初診時より甘くなると思われます。
ですので、終了後噛み合わせを作ることが重要になります。
また、インビザラインですがコンピュータ上での設計ですので、生体がきちんとその通りに動くかどうかは微妙なところもあります。
隙間ですが、むしろその部分だけでもブラケットで詰めたほうが確実なところはあります。

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