歯のお悩み相談詳細

ご相談

2018/01/03

検査する歯科医院によって歯周病の診断が違い混乱しています。

Yuhji様26歳男性
45歳です。
下前歯の接着ブリッジを考えているために歯科医院に通っております。
その際のことで相談がございます。

12月5日に歯周病をプロービング6点法で検査いただきBOP9.3%, 4〜6ミリ20%、うち5.mm.6mmは左上1番奥の歯で親知らずがあったところなので深い場合があるから心配ないでしょう、よく磨けていますよと言われ4mmがあるのに??と思いながら年末にセカンドオピニオンで受診した医院でまた歯周病検査になったのですが、4点法でほぼ全ての数値がプラス1mm,BOP30%で歯周病だからすぐに治療を始めた方が良いと言われ混乱しております。
こんなに違いが出ることあるんでしょうか?

年齢的にも気になりますので多少ネットで見たりしていますが、4mmがあれば治療しないといけないはずなのによく磨けてると言われ、他院では検査数値があがり歯周病だと言われ?
どこもこんないい加減なんでしょうかね???

ちなみに腫れや出血や口臭等の自覚はありません。
あくまでも自覚です。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯周病の検査についてですね。
確かに、かなり術者、検査する人によってその数値は変わってきたりします。
また保険上のことで、接着ブリッジなどの修復処置をする前には歯周病処置をしないといけないというルールがあるので、検査も少し厳しめになる傾向にはあると思います。
(ただBOPが30パーセントあるということから考えると、実際に少し歯肉炎にはなっていると思いますから、あながち間違いというわけでもなさそうです。)

検査結果と処置がちぐはぐになるというのは、歯科医師のせいというよりは保険制度のひずみともいえる部分もあるのでその点もご理解ください。
(完全に自費の歯科医院ならすっきりすると思います。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
いい加減ではないとは思います。
4mmを維持できればそれもいいと思いますし、また小さな手術を考えての治療もいいと思います。
どのレベルを目指すのかで治療方針も変わってきます。
歯茎を下げて4mmを3mmにするのもいいと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
Yuhji 様、初めまして。
プロービングの計測値がご疑問の事と拝察申し上げます。

実は、プロービングのテクニックは、非常に繊細な技術を要します。
経験の浅い方と熟練者では計測値に差が出る事が有ります。
力み過ぎると、上皮付着部を押し込んで数値が高くなり、出血をきたす場合が有ります。
4点法と6点法でも差が出ます。

基本的にはプロービングは、ポイントでは無く全周を探るのが重要です。
最近では、プロービング値よりも、BOP率の方が重要視されてきています。
たとえ4mmのプロービング値があっても、ポケット内に炎症が無く、BOPがマイナスで、ブラッシング状況が良好であれば、それ程問題ではありません。

出来るだけ、1か所のかかりつけ歯科医院で、長期にわたり、管理して頂く事が重要です。
お大事にどうぞ。

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