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ご相談

抜髄した歯を自費治療するのにお金が出来るまで待ってもらえる?

ペル様33歳男性
右下6番を抜髄することになりました。虫歯が原因です。

根管内の治療が終わったのですが、ここで一つ問題があります。
先生は、「歯根破折の可能性もあるし、できることならファイバーかゴールドのコアを使いたい。うちは強制じゃないけど、それを推奨している」ということでした。

何とか自費治療に持って行きたいからそういうこというんだよ、と友人は言っていたのですが、保険メタルコアのリスクは確かに高いし、自分も出来ればメタルではなくこれらの柔らかいコアを使いたいです。

しかし、自分には自費クラウンを作る金がありません。しかも、コア自費で作った場合、たとえメタルクラウンでも保険が利かなくなります。コアだけ自費にすることは出来ないはずです。

そこで、治療のためのお金を捻出するまでの間、仮歯で待ってもらうということは可能なのでしょうか。

また、もし待ってもらえるとして、いったいどれぐらいの期間大丈夫なのでしょうか。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
コアの状態で仮歯を作ったとして、出来れば少なくとも半年以内には
処置をしたいですね。
仮歯の状態でそのまま来なくなって、数年たって久しぶりに来院した方の中には、虫歯になって結局はを抜かなくてはいけなくなることも時々遭遇します。

仮歯をつけるセメントはすぐに外せるように柔らかいものです。
噛むことによって辺縁のセメントは溶けてしまいそこから虫歯になる可能性が高くなっています。なのであまり仮歯の状態で置いておくことはお勧めしません。

治療上、仮歯の状態で過ごす場合でも、時々はずしてチェックをしておかないと非常に危うい状態であるということを患者さんも知っておいてほしいです。

参考になればいいのですが。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
仮の歯が入るのであればメインテナンスでかなりの長い期間可能だと思います。

しかしながら咬み合わせの高さも変わってきますので、メインテナンス中修正が必要だと考えます。ただ年単位の期間はあまりお勧めできません。

ゴールドのコアですが金属には変わりないので、保険のものと適合の精度が問題であまり関係ないような気がします。ファイバーは確かに歯と一体化することで有用な手段だと思います。

また、保険コアですが自分の歯を抱えられるのであれば歯が割れることのリスクを避ける可能性が出てきますので、いろいろ考えてみてください。

渡辺 寿幸 先生からの回答

北海道
東町歯科クリニック
渡辺 寿幸先生
保険の場合のコアは銀合金を使用します。

事実、銀合金はとても柔らかいんですよ〜。

よって、保険でも全く心配ありませんよ。

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