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虫歯が深く、神経の治療をするかもしれないと言われました。

クロ様24歳女性
今日歯医者に行ってきて、特に今日まで歯に痛みが生じたりしみたりということは無かったのですが、歯と歯の間に虫歯が出来ていて、深いらしく神経治療するかもしれないと言われました。
神経まで行っているか開けてみないと分からないと仰られてましたが、もし神経までいっていた場合症状は現れるのでしょうか?
また、私はまだ学生でなるべく神経を抜いて歯が黒くなったり、矯正で綺麗になった歯を抜いたりしたくないのですが、神経まで虫歯が行く速度を遅くさせる家庭での処置などありましたら、ぜひ教えていただきたいです。
宜しくお願いします。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
残念ながら、象牙質まで進行した虫歯に対してご自分で進行を遅らせる方法はありません。
かかりつけの先生に、神経をとりたくないのでと言って、歯髄温存療法をお願いしてみてください。

生きている天然の歯は虫歯(細菌の侵入)に対し歯髄を守ろうとして、神経の部屋の内面に象牙質を形成し、虫歯からの距離を保とうとします。
しかし虫歯の進行のほうが速いので一般的には間に合わなくなり、神経をとる羽目になるわけです。
この象牙質形成を促進するお薬として水酸化カルシウム製剤があります。
深い虫歯に対して、ある程度齲蝕を除去した後、これ以上削ると神経まで到達してしまうと判断された場合、感染象牙質を全部削らずにそこにこのお薬を塗って詰め物をしてこの時の治療を終わりにします。
勿論中で徐々に虫歯は進みますが、象牙質の形成も生理的速度より早く行われているはずです。
ある一定の期間をおいて、再度感染している象牙質の除去の治療をします。
前回より、深く削れるはずです。
これを繰り返しなるべく神経をとることなく虫歯の治療を進めていきます。
勿論、この間に痛みが出てしまったら神経をとらなくてはいけませんが、上手くすると神経をとることなくある程度深い虫歯も治療が可能となります。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
むし歯になってしまっていたんですね。
神経に近くまでむし歯が達していても痛みがなく、それを除去したことをきっかけに痛みが出だすということはよくあります。
かといって放っておいても進行してしまうのでやはり早めに治療をしていくのがいいと思います。
家庭で出来る虫歯予防の方法は、甘いものの制限です。
それが一番効果的です。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
残念ながら自宅でできる処置はありません。
間接歯髄覆罩という方法を何度か使って、神経の内側に壁を作る方法が可能かもしれません。
ただ少し期間はかかりますが。

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