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ご相談

歯の神経を抜いた後の治療方法について教えてください。

YU様41歳女性
質問させていただきます。長くなりますが、読んでいただき、アドバイスを
いただけると助かります。

8月はじめに左上2番目の歯が、冷たいものを飲んだときにしみるので、歯医者さんに行ってみてもらい、小さい虫歯があるといわれ治療してもらいました。

いつも治療した日は1日痛みが残って、鎮痛剤を飲んでいたので気にしていなかったのですが、翌週になっても痛みが続き、ついに、鎮痛剤を飲んでも脈打つ痛さがきたので、また見てもらったところ、今度は3番目の歯が神経まで感染していたことから痛みがきたみたいで、神経をぬいてもらいました。治療後痛みはあるが、消えていくといわれ、我慢していたのですが、今度は1番目の歯が痛んできて、鎮痛剤もきかず見てもらいたかったのですが、お盆だったため年中無休の歯医者さんで見てもらい、結局神経をぬいてもらいました。

そして、再びかかりつけのお医者さんで治療をしてもらい、今は薬をつめている段階です。治療してもらった日に、あとは型をとって、かぶせるだけといわれたのですが、これはもうプラスチックのものをかぶせるしかないのでしょうか?セラミックは高いので到底手がでません。

違う歯医者さんでは、「薬をつめて、何かをつめて終わり。やけど変色はしてくるからその部分を削ることもできるけど、様子をみましょう」みたいなことも言われました。

前歯なので色はすごく気になります。この場合の最善策はいったいどのようなものでしょうか?

そして、終わったことを言っても仕方ないのはわかっているのですが、2番目の歯を治療したときに、1と3も危ないということは、わからないものなのでしょうか?

そのときにわかっていたら、神経をぬかなくてもよかったかもしれないのに
という思いがどうしてもつきまとってしまいます・・・

長くなってしまいましたが、お返事をよろしくお願いします。

高崎 真一 先生からの回答

奈良県
医療法人 有真会 たかさき歯科医院
高崎 真一先生
YU 様

たぶんちゃんとレントゲン写真を撮っていると1,2,3番が悪いことはわかると思いますが、たぶん症状のある歯から治療されたのでしょう。あるいは、以前治療されていて解かりにくかったかもしれません。

歯の色についてですが、抜髄した歯は大概色が変わります。しかも割れやすくなるのでほとんどの場合、冠を被せたほうがいいです。

できれば自費メタルボンドポーセレンジャケットクラウンが理想的ですが、経済的に無理なら、保険レジン前装冠にされたら良いと思います。これは金属の冠に見える表面だけ白い硬質レジンを付けた物です。耐久性、変色はありますが、ベターだと思います。

レジンジャケットクラウンというのも保険で白い歯であるのですが、耐久性がレジン前装冠よりもはるかに劣るのでおすすめしません。

レジン充填だけの場合は、やはり歯の破折するし変色をそのままにしていることが多いのであまりよいようには思えません。年寄りに見えます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
○治療してもらった日に、あとは型をとってかぶせるだけといわれたのですが
これはもうプラスチックのものをかぶせるしかないのでしょうか?セラミックは高いので到底手がでません。違う歯医者さんでは、「薬をつめて、何かをつめて終わり。やけど変色はしてくるからその部分を削ることもできるけど、様子をみましょう」みたいなことも言われました。前歯なので色はすごく気になります。この場合の最善策はいったいどのようなものでしょうか?

 →かぶせるか詰めるかの判断ですが、歯の損失状態で変わってくると思います。虫歯の範囲が大きい場合、詰めるだけではもたないと判断した場合、金属の上に硬いプラスチックをまとった被せ物になります(これは保険でできます)。かぶせる必要がない場合は、白いプラスチックを接着して詰めることになります。最善策は可能であればかぶせず、自分の歯を利用した白いプラスチックを詰めることを考えた方が良いでしょう。審美的に問題があるようでしたら、被せ物に移行していけばいいのではないでしょうか。この辺は担当の先生と相談が必要になります。

○そして、終わったことを言っても仕方ないのはわかっているのですが2番目の歯を治療したときに、1と3も危ないということはわからないものなのでしょうか?そのときにわかっていたら、神経をぬかなくてもよかったかもしれないのにという思いがどうしてもつきまとってしまいます・・・

 →この辺は難しいところで、治療して痛みが出なかったとは言い切れないところがあります。痛みが出たということは、遅かれ早かれ痛みが出る可能性があったと考えることができます。また、最初の治療の時1と3の治療を同時にした場合、治療後に痛みのでる可能性も否定できません。神経まで感染していたことが考えられるからです。今回は、不運にも立て続けにこのような症状が出てしまったのではないでしょうか。私も頻度は少ないですが、上下でそのようなことが起こったことがあります。今回はきちんと治療を完了させましょう。残りの歯は虫歯にならないように定期的なメインテナンスをかけましょう。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
治療の最善策ということでは、治療法それぞれに一長一短あります。

被せずにできるだけ自分の歯を残そうと考えるという点では、虫歯で削ったところと、神経を抜いた穴をプラスチック(レジン)でつめて終了、ということが一番ですが、この場合歯ののこっているところが少なければ割れることがあります。

割れ方によっては抜歯になる可能性、あくまで可能性ですが、そのような危険もあります。逆に長く持つ場合もありえます。

割れる危険を避けるという点ではレジン前装冠というかぶせをすると言うことになりますが、歯を削る必要がある、レジンはどうしても経年的に変色してしまうというデメリットがあるのも確かです。

セラミックはご存知のようにきれいですが費用の点がデメリットとなります。残っている歯の状態がわから無いネット上では最善の方法というものは
アドバイスできません。

隣の歯の虫歯についてですが、もちろんある程度は判ります。ただ結果的にこのようになったことは不幸なことですが、急に痛みが出だし、神経まで取らないといけなくなる場合というのも確かに存在します。特に隣の歯を削ると、今までかかっていなかった力が隣の歯にかかり、目に見えないひびが入って急激に痛みが出る場合などは、予想が付かない場合もありえます。

今後の治療については主治医とよく相談して、納得した上で処置を受けるようにしてください。

藤原 慶輔 先生からの回答

藤原 慶輔
京都府
ふじわら歯科クリニック
藤原 慶輔先生
○2番目の歯を治療したときに、1と3も危ないということはわからないものなのでしょうか?そのときにわかっていたら、神経をぬかなくてもよかったかもしれないのにという思いがどうしてもつきまとってしまいます・・・

 →状況によってはわかったかも知れません。到底高いということは、プラスッチックでもいいのでは、

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