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神経のない歯について

歯は大事様52歳男性
現在右下5番の歯が神経がなく保険の(多分プラスティック)の詰め物をしている状態です。

この状態だと歯が縦に割れる可能性があり縦に割れたら抜くしかないのでかぶせる治療をした方がいいと言われました。神経がないとはいえ曲がりなりにも残っている自分の歯を大きく削ってクラウンにする事に抵抗があるのですが、抜くような事は絶対に避けたいのでやはりかぶせる処置をした方が良いのでしょうか。

残っている自身の歯の状況にもより文章だけでは判断しにくいかもしれませんがよろしくお願い致します。

高崎 真一 先生からの回答

奈良県
医療法人 有真会 たかさき歯科医院
高崎 真一先生
歯は大事 様

右下5番の抜髄した歯のレジン充填のところが、歯科医にクラウンをすすめられたということですね。実際、下の5番、6番というところはかなり咬合力のかかるところです。

抜髄していない歯は亀裂等が入ると、内部の歯髄組織が象牙質をより硬くしたり厚さを増したりして、割れにくくなります。しかし、抜髄した(神経をとった)歯ですとこのような内部の補強がないので割れやすいのです。

割れると抜歯しかないので、クラウンに変えたほうが良いと思われます。

また、お勧めになったドクターも何らかの兆候、エナメル質の亀裂や歯の咬耗、歯の微細な割れ等を見てすすめられたかもしれません。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
残っている歯の状況によりけりなのですが、もし今の状況で、5年先に歯が割れてしまい、運悪く根っこのほうまでひびが入ってしまったら抜歯せざるを得なくなり、あの時強引にでもかぶせを勧めてくれれば良かったのに、ということになりますし、10年15年今のままで持てば、今の時点で削ったりせずに残しておいて良かったということになります。

学術的に基本的には少しでも歯の長持ちのことを考えて、丈夫にという考え方をすればやはり被せるというのが今の基本ではあります。

そして、後は残っている歯の状況で持ちそうか、厳しいか、ドクターの主観で判断するわけなので、ドクターによって見解の相違があります。
そこで最後に判断するのは患者さん自身ということになります。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
どれくらい歯が残っているかにもよるかと思います。

基本的には、神経の無い歯は割れやすい傾向があります。

別の方法としては、少し補強して接着性のプラスチックで歯の形を作る、咬む部分だけ金属にする方法などがあります。いとう希望を言って相談してみること、とその時のリスクを理解していることが大事になります。

山田 恵子 先生からの回答

宮城県
やまだけいこ歯科クリニック
山田 恵子先生
ご相談ありがとうございます。

神経(血管も含まれています)を抜いた歯は、栄養が届かない歯ですのでもろくなってきます。

歯の寿命を延ばすためにはやはり全体に被せるのが常套手段です。

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