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ご相談

2010/05/01

親知らずの抜歯時にオトガイ神経に傷を受け唇が麻痺しています。

はな様50歳女性
1年前に左下奥の親知らず抜歯しました。

抜歯してから左下唇に痺れを感じたので医師に言いましたが抜歯とは関係ないと言われました。

その後、1年が経ち不安で同病院へ行ったところ、担当医師は退職していて院長先生が診察をしました。「オトガイ神経に傷をつけてしまったために痺れが出てしまった。」との事で、飲み薬とレーザ治療を始めました。傷をつけてしまったとの事なので、薬代とレーザの治療費は病院で負担してもらっています。

抜歯をした歯科で治療した他の歯が痛み出し、他の歯科へ治療へ行きました。神経をとった歯でがたまってしまっていて骨も溶けてしまっていると言われ、大学病院で抜歯することになりました。

その時に唇の痺れがあると医師に伝えたところ、「麻痺が始まって1年が過ぎているのに今から薬を飲んでも遅い。一生麻痺です」と言われました。
他の病院でも、薬は傷ついた神経の再生を促すものなので今から飲んでも症状が良くなることはないでしょう」と言われました。

抜歯をした歯科には一生麻痺と診断されたことはまだ言っていません。
このまま薬を飲んで、レーザ治療をしても麻痺は他の医師が言うように治らないのでしょうか?麻痺が一生続くなんて不安です・・・

初めに麻痺の話をした時に通常オトガイ神経に傷をつけてしまったための痺れという事の知識が担当した医師にはなかったのでしょうか?それとも、ミスを認めたくなかったのでしょうか?

山内 美香 先生からの回答

東京都
白金山内歯科室
山内 美香先生
麻痺が始まってから、一年以上も続いているのはかなり辛いことと思います。
症状は、全く変わらない状態なのでしょうか?

感覚に変化はありませんか?
神経は傷ついても回復することはありますが、時間はかかります。

ペインクリニックを受診するのも良いかもしれません。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
確かにすでに1年麻痺があるのであれば治る可能性は低いかもしれませんね。

レーザ、投薬などはせめてもの誠意かもしれません。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
この痺れに関してですが、親知らずを抜くときかなり頻度が高く起こる症状の一つと認識しています。

と言いますのも、親知らずのすぐ後ろからその親知らずの下を通り神経が走ります。その神経と親知らずがかなり近い場合が多いといわれています。

神経を傷つけなくても、神経を圧迫しただけでも、また抜いた影響だけでも痺れが出ます。専門の先生が抜いても起こる確率は否定できません。

決してミスではないと思います。ただ私の抜く場合も、レントゲン写真を見て明らかに危険な場合があります。その時にはその危険度を説明して、専門の所に行って抜歯してもらいます。このような症状が出る可能性の説明は必要だったかもしれません。

心労もあることですので、もし時間があるようでしたら東京の歯科大学病院の外来で何かいい方法を相談されてみてもいいのではないでしょうか。

藤原 慶輔 先生からの回答

藤原 慶輔
京都府
ふじわら歯科クリニック
藤原 慶輔先生
文面を拝見させていただきました。左下唇に痺れがあるということで、大変つらいい思いをされていると思います。

「麻痺が始まって1年が過ぎているのに今から薬を飲んでも遅い。一生麻痺です」と言われました。麻痺が1年が過ぎて麻痺がのこているとはお気の毒ですが、一般的に麻痺は徐々に麻痺の範囲は小さくなっていきます。最終的に残ることもあります。小さくなって治っていくには大変時間がかかります。

「初めに麻痺の話をした時に通常オトガイ神経に傷をつけてしまったための痺れという事の知識が担当した医師にはなかったのでしょうか?それとも、ミスを認めたくなかったのでしょうか?」
⇒このことについては担当医でないのでよくわかりませんが?

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