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2016/06/27
根(神経)の治療 治療中

根の治療中、痛みが続いている。いつになれば治療は終わる？

レビュー様26歳男性
2週間前くらいから根の治療をしています。
はじめは神経を取り洗浄して仮詰めをしたのですが、その後痛みがあり歯を押すと痛みがありました。
歯医者に行き詰め物を取ってもらい綿を詰め、何日か置いた後には痛みもなくなり楽でしたが、予約の日に根を洗浄する際、針みたいなもので管を掃除している時激しい痛みのある管があり、深さが他より長いといわれ、レントゲンで撮った後もう1度中をグリグリされ、はじめと同じ様に仮詰めされて終わりました。

またはじめと同じような痛みが少し続いています。
治療状況としてはこの後どのような治療をするのですか？
いつになれば根の治療はおわりますか？
教えていただけると安心します。

酒井　信　先生からの回答

酒井　信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井　信先生
複数の根がある歯のようですが、それぞれの根の中がきれいになったのが確認できれば終了となります。
細い針のようなもので根の中を少しずつ削って拡大していくのですが、診療者側としてはその削りかすが白くきれいになるまで拡大します。
ご本人にとっては、痛みが無くなるころまでとなるでしょうが、それほど長くはかからないと思います。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
根っこの管の治療というのは根管内を出来る限り無菌状態に持っていき、そこを細菌が増殖できないようにきっちりと栓をして歯の上からの細菌の侵入を防いでその根っこを長く持たせるというのが基本です。
でも実際には口腔内には細菌が山のようにおり、一度細菌が入った根管内を100％無菌状態にすることは現実的には不可能です。
また細菌といってもそれこそさまざまな種類の細菌が口腔内にはおり、その何の細菌が入ったかによっても症状の出方も違えば消毒薬の効き具合も違ってきます。
もちろん根っこの管を単純化するための作業というものにもいろいろと諸条件があり、もともと単純な根っこの場合と複雑な編み目のような根っこの管の状態ではその治療成績も全く違ってきます。

今後は痛みの出具合や根管内の清掃状態を診ながら時期を見て根っこの管を詰め、その上で土台を立てて被せるなどの処置をしていくと思います。
（あくまで症状を見ながらということで、症状によっては時間がかかったり、やはり抜歯など別の方法しか手がないという状況になったりと、処置方針が変わることは十分考えられます。）

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
痛みなどがなくなり、歯の違和感などがなくなれば根の治療は終了するのではと思われます。

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