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2016/06/12

虫歯治療後、痛みが強くなっている。よくあることでしょうか?

かな様40歳女性
今日虫歯を治療しました。
麻酔注射が嫌だったので、麻酔はせず、削る痛みに耐えながら治療してもらいました。

治療直後から、少し痛みがあります。
だんだん痛みが強くなっている気もします。
この痛みは治療後よくあることなのでしょうか。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
1〜2週間痛みがひどくならないなら、経過観察してください。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
むし歯を削るということは、いくら病的な状態であるといっても体の一部を切除するという行為に他なりません。
麻酔をするしないにかかわらず、どうしても歯の中の歯髄という組織には機械的刺激、温熱刺激、そして象牙質の中の細い管、象牙細管という中に潜んだ細菌といったものの影響を受けてしまいます。
そのため処置を行ったしばらくの間は炎症反応が歯髄に起こり、痛みを感じてしまいます。
炎症を起こしにくいということから考えると麻酔をしたほうが痛みが少ない可能性もありますし、逆に麻酔をしない方が痛みを感じるため、削りすぎないことができるほうが痛みが少ない可能性もあります。
(正確にどちらのほうがどのくらい痛みが少ないか、ということは実験でも証明しようがないです。)

歯髄に炎症が起きてその後それが助長してくるようなら、やはり歯髄はとらないといけないこともありますが、2,3日でだんだん痛みが治まればそのままで大丈夫だと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
かな 様、初めまして。
虫歯の治療中の疼痛でご不安の事と拝察申し上げます。

実際にかな様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、一般的に深いむし歯を充填した後、しみたり、疼痛が発現する場合があります。

象牙質内の象牙細管を通して温度刺激、接触刺激、酸味刺激等が歯髄内の神経に伝わる為です。

1.症状が漸次減少傾向に向かう場合は、3カ月程経過観察です。
歯髄腔内部に二次象牙質が造成して来て、神経が守られ、疼痛が消失する場合があります。

2.症状が漸次増加傾向に向かう場合は、歯髄炎に移行しつつあります。
抜髄(神経を取る)に至る場合もあります。

担当医に良く御相談下さいね。
お大事にどうぞ。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
その時はなんとか我慢できた刺激だったのでしょうが、歯のほうも記憶として残っているでしょうから、暫くは痛みが続くでしょう。
やがて治まってくると思います。
治まらず耐え難くなるようなら、歯髄炎を疑います。
その時は神経に手を付けなければいけなくなるでしょう。

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