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2016/04/26
根(神経)の治療 治療方法

子供がぶつけた前歯の歯茎に膿がたまった場合の治療法を教えて。

うらら様43歳女性
数週間前から子供の上前歯の歯茎に膿がたまり、ぷくっとおできのような物ができています。
歯医者さんに見てもらったところ、神経はもう死んでいる、抜くしか治療の方法はないとのことでした。
虫歯ではなく以前（2年ほど前）に歯をぶつけた事が原因のようで痛みはありません。
現在海外在住のため、日本での一般的な治療法を知りたく質問させていただきました。
抜歯した場合としない場合での永久歯への影響の違いも教えていただければと思います。
よろしくお願いします。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
4歳くらいになるとすでに大人の歯の頭の部分はできている頃でしょう。
乳歯はそろそろ根っこが大人の歯によって吸収（溶かされる）してくるころだと思います。
それでも根っこの治療を行って消毒をしていくと歯茎の腫れは引いたり、多少ましになったりということで行うことが多いです。
感染という観点からすると、乳歯の場合には抜歯をするということも決して間違いではありません。
感染を除去して健康な歯茎を取り戻すために抜歯をするという考えです。
日本では非常に根管治療の費用が安く、とりあえず根っこの治療をしてダメならその時抜歯を考えましょう、ということになりますが、責任の所在をはっきりさせる外国などでは（とくにアメリカ）確実に感染を除去できない根管治療は避ける傾向にあると思います。
もちろん費用も日本の10倍くらいすることがあるからです。
日本であったとしても、隣の歯との比較などをしてみないと根管治療を行ったほうがいいのか、それとも抜歯をしたほうがいいのかは判断が難しいところです。

酒井　信　先生からの回答

酒井　信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井　信先生
動いていないようであれば、一般的には根管治療といって根の中の治療をします。

海外での歯科治療が困難だとすれば、抜くことも一計でしょう。

抜かない場合は、根の先にできている膿の塊によって永久歯の萌出方向が影響を受ける可能性があります。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
通常根の消毒で治るのであれば、それが選択肢になります。
ただ、膿の袋が永久歯に影響を与えることがわかっているのであれば、やはり抜歯もやむなしです。

船津　三四郎　先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津　三四郎先生
うらら 様。
お子様の乳前歯の抜歯の是非についてお知りになりたい事と拝察申し上げます。

実際にお子様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、お子様の乳前歯の歯根がかなり吸収していれば、抜歯の選択も有りです。
歯根の吸収が少なければ、根管治療も有りです。

どちらになるかは、この掲示板のみでは、判断が難しいところです。

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