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ご相談

噛み合わない歯が咬耗しているのはなぜでしょうか?

にわとり様29歳女性
はじめまして。
相談というより疑問なのですが、お答え頂けると嬉しいです。
左上3番の尖頭が咬耗しているのですが下顎をどの方向に運動させても、左上3番と噛み合うところがありません。
右上3番は右下3番と噛み合います。
噛み合わない部分が咬耗しているのはなぜなのでしょうか?
いつからこの状態なのかは、申し訳ないのですが分かりません。
ふと気がついて疑問に思い質問させていただきました。
ご返答よろしくお願い致します。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
歯ぎしり食いしばりなどがある可能性も示唆されます。
歯科医院でみてもらうのがいいと思います。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
不思議な現象ですね。
2つのことが考えられます。
今のかみ合わせで本当に顎をむちゃくちゃ変なところに動かして当たっている可能性があります。
(夜間はほんとに変なあごの動かし方をすることがあります。)
もう一つ、まだ歯が全部生えきっていない時に咬耗が起こって、それがだんだん歯の萌出や移動によって当たらなくなってきた、という可能性です。
ホントに不思議ですね。

川原 正照 先生からの回答

川原 正照
広島県
医療法人社団誠美会 川原歯科医院
川原 正照先生
3番目の歯、犬歯は根っこが長く強い歯です。
かみしめた後、左右に下あごを動かすと、最後まであたっているのが上下の犬歯です。
ですから無意識のうちに食いしばり歯ぎしりをしてそのようにすり減ったのだと思います。
歯が欠けるとか、肩こり、偏頭痛などがあれば、夜間にはめるマウスピースを作ってもらった方がいいと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
にわとり 様、初めまして。
左上3番の咬耗が気になる事と拝察申し上げます。

ご指摘の通り、口腔内では、対合歯(噛みあう歯)と当らないのに咬耗している歯が有る事がよくあります。

これは、
1.かつては顎運動時に上下の犬歯(3番)は当たっていました。

2.やがて咬耗が進み、通常の顎運動時には一見当たらない様に見えるようになります。

3.咬耗は、食事などでは起きません。
夜間就寝時の、歯ぎしり食いしばりが原因
歯ぎしりには、音が出ないタイプが有り。その為、本人も家族も気が付かない事が多い)

4.夜間の歯ぎしりや、食いしばりは、意識の無い熟睡下に起こる為、顎の骨に強大な咬合力が発生します。
奥歯1本当たり100kg以上の力がかかります。
その為、顎の骨が折れるかと思うほど変形(湾曲)します。
その変形した時に対合歯と当たり、ギコギコこすれます。

日中は、意識が有りますので、その様な強大な力は発生しません。
(大脳が抑制します。)
しかし、眠っている時は、大脳の抑制が働かず、強力な「ばか力」が発生するのです。

あまりにも咬耗が進んでいる時は、「歯ぎしり防止装置」の製作も選択肢の1つです。

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