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ブリッジと歯茎の間にすき間ができる。作り替えが必要ですか?

kou様53歳男性
5年位前に上前歯が虫歯になり、医師の勧めにより隣の健康な歯を削りブリッジを入れました。
当初から違和感があり2年程経過した頃からブリッジ歯茎にすき間が大きくなり、最終的にかなりすき間が大きく空気漏れ、話すのが嫌になってきたので別な歯科に行きブリッジを入れ替えました。
(土台?から作り直しました)

現在のブリッジにして2年近くになりますが、また歯茎ブリッジのすき間が大きくなり非常に口の中に違和感あり、気が付くとちーちーとそのすき間を吸っており、家族に非常に迷惑がられております。
医師からはブリッジにはすき間がある物で、タバコなどが原因で歯茎が痩せ、すき間が大きくなるのは仕方ないと言われ諦め半分です。
口臭が気になり、朝、夜と歯磨き後に歯間ブラシをしております。

質問は以下です。

またブリッジが合わなくなってきたので作り替えでしょうか?
こうちょいちょい作り替えなければならない物なのでしょうか?
いっそインプラントにした方が長持ちするのでしょうか?
(その歳隣の削った歯はどうなるのでしょうか?)

以上長文で失礼致しますが 専門家のアドバイスを頂きたくぜひ宜しくお願い致します。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> またブリッジが合わなくなってきたので作り替えでしょうか?

まずは歯周病についてや天然の歯と人工の歯についての違いについて、全く同じわけにはいかないということをご理解ください。


> こうちょいちょい作り替えなければならない物なのでしょうか?

普通はそれほどつく変えることはしないと思いますが、その理由によりけりで作り直すこともあるかもしれません。


> いっそインプラントにした方が長持ちするのでしょうか?
> (その歳隣の削った歯はどうなるのでしょうか?)

今更削ってしまったものをもとのように作り直すことは不可能です。
最初に歯を失ったときにインプラントにしておいた方がよかったかもしれませんね。
長期的な安定性という意味ではブリッジや入れ歯よりもインプラントが断然安定して持つということは統計上明らかであり、日本以外の世界的に見ても第一選択にインプラントを持ってくるところのほうが多いです。
(経済的な理由を除けば。)


ただし一点だけ問題点を言えば、たとえインプラントであってもインプラント天然歯の間には隙間ができる可能性が有るということです。
歯というものは生涯かけてゆっくり動いているものですが、インプラントは骨にくっついているため、まったく動きません。
そのためどうしても隙間が開いてくることが考えられます。
こればっかりは歯を失ってしまったことによるものなのでどうしようもない点です。
歯が無くなってしまったという現実がある限り、どのようなことで回復しようとしても何かしらの妥協すべき問題は生じるということはご理解してください。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
〇またブリッジが合わなくなってきたので作り替えでしょうか?
こうちょいちょい作り替えなければならない物なのでしょうか?

あくまで、作り替えの必要があればかと思います。
なんでもそうですが、ご自身の歯もそうですが、経年で少なからず磨り減ってきます。
消耗するものと考えています。
あくまで場合によると思います。


○いっそインプラントにした方が長持ちするのでしょうか?
(その歳隣の削った歯はどうなるのでしょうか?)

削ったモノはそのままでいけるはずです。
が、ひとつ気になることがありまして、喫煙されているようにお見受けしましたがインプラントにはかなりリスクを伴います。
どうしても、治り方が遅くなり危険だと思います。
まずは禁煙が必須です。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
kou 様、初めまして
ブリッジ歯茎の間の隙間が気になる事と拝察申し上げます。

実際にkou様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、文面より推測致しまして、喫煙による歯周病の進行が続いている様に思われます。

ブリッジの入れ替えにみならず、徹底した歯周病の検査、治療、予防が必要と思われます。
禁煙が前提条件です。

歯周病が管理されていなければ、インプラントは失敗します。
(喫煙者にインプラントは禁忌です。)

歯周病専門医に1度ご相談される事をお勧めいたします。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
年齢と共に、歯茎は少しずつ後退(退縮)しますので、歯と歯の隙間は大きくなる傾向にはあります。
歯肉に接触させていたダミーの底も歯肉から離れて不便になってくるものですが、2年は少し早い様な気もします。
歯茎の状態があまり良くないまま補綴した場合、補綴後しっかり管理されることで歯周ポケットが改善してきたときなどは隙間が早く大きくなることは考えられます。
口臭も気になるということですので、歯周組織にまだ改善の余地があるのかもしれません。

インプラントの場合、ダミーとなる部分を補綴するので、その部分の歯肉の退縮は抑えられますが、両隣の歯茎の状態がよくなってからでないと、しないほうがよいでしょう。
削った両隣の歯はダミー部分を切断しそのまま利用することは可能です。

川原 正照 先生からの回答

川原 正照
広島県
医療法人社団誠美会 川原歯科医院
川原 正照先生
いくらむし歯がない健康な歯だと言っても、歯周病には罹患します。
ですが徹底的なメインテナンスをすれば、被害は最小に留められます。

さて歯間ブラシを使って理想的なホームケアをされているとのこと。
今後も続けていただければと思います。
また、そこまで管理されているのにブリッジに隙間ができるのであれば、これは仕方ないことだと思います。
隙間を埋めてしまうと唾液が通らなくなり却って不潔になりますし、適度な間隙はあるべきです。

気が付いたのは隙間を気にしてちーちーと吸っている癖です。
こういう悪習壁の弊害で噛みあわせに変化が起こるのも事実ですので、やめたほうがいいと思います。
インプラントをしたら隙間ができないかというとそうでもなく、インプラントの横に大きな隙間ができ、今以上に違和感があるのではないかと心配します。
あまり気になるようであれば、仮のブリッジを作ってもらって、それで少し過ごしてもらい、問題ないと思われたらそのままの大きさ、隙間で作ってもらったらいかがでしょうか?

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