いろいろな考えがあるので一つの意見として聞いてください。
私のところでそういう場合には、
親知らずは抜いても抜かなくてもどちらでも同じことです。
手前の歯前から5番目の歯のむし歯は、その歯のみで処置をします。
6番目の歯は触りません。
その場合、どういうことになるのかというと、上の歯、7番目の歯が伸びてきてそのうち
抜歯になるかもしれません。
でも、それはそれで6番目までが噛めるからいいのでは、という考え方です。
上の歯が伸びてきてだめになるまで、おそらく10年くらいはかかるでしょう。
かみ合わせが変になってきたら削ったりすることがあるかもしれません。
それでも6番目までの歯があれば、短縮
歯列という考えでそれなりに持つだろうと考えます。
一方、
延長ブリッジにした場合、上の歯が伸びてくることは防げるかもしれません。
でも10年以上
延長ブリッジが持つかどうかというのは、そのリスクが結構高いです。
下手をすれば5番、もしくは6番にダメージが相当あり、
抜歯になってしまう可能性があります。
その場合、
入れ歯になります。
上の歯7番目は持つかもしれませんが、下の歯は
入れ歯です。
そういうことを考えると、
保険治療においては
延長ブリッジより短縮
歯列のほうがいいのでは、という考えを私は持っています。
そういうことを一切考えずに、
保険外を含めての治療方法になると、8番
抜歯、7番
インプラントになるのでは、と考えます。