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2015/08/06

以前の治療の恐怖感を克服する方法はありますか?

み様30歳女性
長文失礼します。

以前、上の奥から2番目の歯が歯根嚢胞となり歯医者に行ったところ、抜歯をする事を勧められましたが結局、薬で痛みが抑えられないようならまた来て下さいと言われました。
次の日は日曜で歯医者に行けず月曜仕事が落ち着いてから歯医者に向かい、直ぐに抜歯をして頂きました。
頂いた薬も効かず痛みも限界に近い状態でした。
抜歯の際は麻酔を4本打ってもらいました。
抜歯後も痛みが消えず...悪寒、高熱(41℃)、痙攣、意識障害となり救急搬送されました。
病院では点滴を打ち原因もハッキリしないまま帰らされました。
その後、違う歯医者を紹介して頂き、レントゲンを撮ると抜き残しが見つかり残りも抜歯する事になりました。
その際、麻酔を打つと過呼吸になりました。
先生には落ち着くまで待ってもらい無事抜歯を終えました。
そして約1週間高熱も続き、落ち着いてきたので仕事に復帰した数週間後に再び40℃の熱を出し入院となりました。
様々な検査をして頂き、免疫の過剰反応と診断されました。
ステロイド剤での治療で今は高熱が出ることもなく落ち着きました。

それから今も歯医者に通っているのですが以前の恐怖感からか、治療を考えただけで気分が悪くなり、実際に歯医者に行くと震えと吐き気が止まりません。
口を開けることすら嫌になってしまいました。

どう歯医者への恐怖心を克服すれば良いでしょうか...。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
最初の状況が悪すぎましたね。
原因不明で腫れたり発熱したりしたのではなく、急性炎症が起きているときに抜歯をしたから余計に炎症が激しくなってしまったということが考えられます。
本来なら歯茎が腫れた場合、ある程度腫れを引かせて炎症が引いてから麻酔が効く状態になって抜歯を行います。
ところが最初に勧められた時には抜かずより悪化した状態で抜歯をしたのがそもそもの間違いであった可能性があります。
痛みがひどくなってどうしようもなくなってから歯医者に来られても、歯は浮いて出てきてぐらぐらして抜歯をしないと何も噛めないという状況になっていると、麻酔は効かないし、歯茎の腫れや痛みもより悪化することが分かったうえで抜歯せざるを得ない状況になることがあります。
歯茎もブヨブヨであれば、かけらが取れたかどうかもはっきりとわかりにくくなるという状況も容易に想像できます。
できればそうなる前に来てもらって、ある程度の状況で抜歯をしておけば、このようなことにならなかったかもしれません。

痛みのない状況で処置をすれば麻酔が効かないということはなかなかないと思うので、ゆっくり丁寧に治療を行えば大抵のことはできるようになると思います。
また何をするのかがわからないと不安になると思うのでしっかり説明と、鏡で見ながらの丁寧な処置でどういう治療を行っているのかを把握しながら治療すればだんだんできるようになると思います。
もしくは沈静と言って半分眠った状態で処置をするということを行えば、不安は取り除けると思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
この場合ですが、一般の歯科医院では難しいかもしれません。
大学病院歯科の麻酔科との連携が一番良いのではないでしょうか。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
み 様、初めまして。
抜歯後の経過が、大変ご難儀な事であったと拝察申し上げます。

今後の事ですが、文面より判断致しまして
1.大学病院歯科口腔外科
2.歯科大学口腔外科
3.総合病院歯科口腔外科

等で診て頂くことをお勧めいたします。
その際は、今までの経過(既往歴)を文章で(箇条書きでも構いません。)提出する事をお忘れなく。

お大事にどうぞ。

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