とてもまじめな先生のようです。
歯茎の治療から行うことは医学的に見ても
保険のルール上からも正しいことです。
たいていのところは、私のところも含めて、ある程度同時進行でしていくところが多いのですが、しっかりと分けているしっかりと治療している先生もおられます。
> ◎痛みがなくても、下前歯の治療は本当に早急にする必要があるのか?
痛みのあるなしではなくて、医学的に重度のところから治療を行うというのが基本原則です。
頭が痛いということでお医者さんにかかっても、癌の兆候があったらそちらの治療を優先します。
もちろん歯科の場合はある程度融通は利きますが、
根尖病巣がある状態で治療をされていない状態であれば、早めに治療するに越したことはありません。
> ◎前歯を削った後、見た目はどうなるか聞いたところ、どこまで神経が侵されているか、削らないとわからないため、削った後に何を被せるか考えましょうとのこと そういうものなのでしょうか?
このあたりは当院ではなるべく被せずに何とか根っこの管の治療をしていくということでやりますが(前からの見た目はほとんど変わらないので)、神経の処置をしたら、折れるかもしれないので必ず被せるという先生もおられます。
これは単に先生によって治療方針理念、というようなところが違うからです。
どちらが正しいというものではありません。
>◎神経がない、という理由で被せものを後回しにするのに正直、不信感がある。被せものがとれた部分の痛みがある気がし、伝えたところ「神経のない歯が痛いはずがない」とのこと。
痛みがあるのであれば、再度根っこの治療などが必要になってくる可能性が有ります。
しみたりするということはないということだと思います
> 今まで通っていた歯科医院とは全く方針が違います。。
上記に書いたとおり、
保険である程度の決まりはありますが、治療方法にはその先生個人の考えでさまざまあります。
> 歯は削ってしまったら、取り戻すことができないので、このまま今の歯科医院で、下前歯の治療を受けるべきか、他の医師の意見も聞いてみるべきか、すごく悩んでいます。
> また、転院するとしたら、薬のつまった部分の歯は途中半端。
> その状態で他の歯科に行っても大丈夫か、心配です。
ほかの歯科医院にかかって、話だけでも聞くことは日本の
保険で認められています。(余計なお金はかかりますが、)
またそこに転院となると再度
歯石除去などからになるかとは思いますが、ほかの先生に話を聞いたからと言って今の先生が気を悪くすることは少ないと思います。
ほかの先生に話を聞いたけれどもやっぱり先生の方針に納得できました、ということになれば、逆に信頼関係は増すと思います。