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2015/02/19
根(神経)の治療 治療方法

前歯をぶつけて神経が炎症を起こし、抜歯も考えて、と言われた。

みかん様32歳女性
初めまして。
現在23歳の女性です。

小学生の頃、こけて前歯が欠けてしまい、レジン？というもので治療してもらいました。

それから最近まで何も問題なく過ごしていたのですが、また同じ前歯をぶつけてしまい違和感があったので別の歯科で見てもらいました。
特に痛みもなく見た目も異常はなかったので2、3度様子見で受診後、治療は終了しました。

ですがその日に帰宅後、違和感を感じたので見てみると前歯の上の歯茎のところがプクっと膨れていました。
歯医者さんには、レジンの関係で神経が炎症をおこし膿がたまっていると言われました。
そこから炎症を抑える薬や、切って膿を出してもらったりしましたが一向に治らず本日神経を抜く治療を行いました。

しかし神経が腐っており、その上神経の周り？が高齢者のようにふにゃふにゃになっている等で何度かレントゲンを撮って見てもらいつつ、全部抜ききらず途中で終了しました。
今は穴が開いたままで、そこから悪いガスなどを抜いて様子を見ましょう、ということになったのですが、最悪の場合歯を抜くことも考えてと言われました。

来週、また受診予定なのですが硬くなった神経を抜くことが出来るようになることはあるのでしょうか？
この歳で歯を抜くことはどうしても避けたいのですが、他の歯科でも診てもらったほうが良いのでしょうか？

長くなってしまい申し訳ございませんがどうか宜しくお願いいたします。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
状況がはっきりイメージできない部分もありますので、もし可能であれば一度専門の先生に見てもらうのがいいのではないでしょうか？
大学病院の歯科保存科がいいと思います。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
通常とは違う経過をたどっているようなので、どういう状況なのかがはっきりとしないです。

歯をぶつけると神経が死んでしまうことがあります。
ただそこに感染がなければあまり痛みを感じることもなく過ごすことがあります。
大人になってレントゲンで発見するというようなこともよくあります。

今回、再度ぶつけたということで、そのすでに死んでしまっていた歯髄の部分の先のところで炎症が急性化して歯茎が腫れたというように想像しました。
（なので神経をとる処置をしたのではなく、神経があったところが腐ってきたので清掃したということだと思います。）
ただこの場合、根っこの中の処置をすれば痛みや腫れは引いてくるはずです。

そしてここが一番わからないのですが、根っこの中が柔らかいう部分です。
もしかしたら根っこ自体にもひびが入っているとか、別の場所に穴が開いているなどのために治りが悪いのかもしれません。
抜歯をする前に一度ほかの先生の意見を聞いて見られるのもいいかと思います。
（ただひびが入って根っこそのものが本当にダメな場合、抜歯は避けられないかと思います。大体外傷を受けて20年くらいで歯自体が歯根吸収や感染でやられていくことが多いです。）

船津　三四郎　先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津　三四郎先生
みかん 様、初めまして。
前歯の経過が御心配の事と拝察申し上げます。
文面より推測致しまして、「歯髄壊疽」の状態と思われます。
通常は、根管治療にて、歯を治す事が出来るのですが、「抜歯」の選択肢も云われている事より、根尖部に大きめの病巣があるか、何等かの病変があるのかもしれませんね。
1度、「歯内療法専門医」或いは、大学歯学部付属病院の保存科（歯内療法科）で診て頂く事をお勧め致します。

お大事にどうぞ。

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