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ご相談

ヒビが入ったかもしれない奥歯の神経の治療について。

かず様57歳男性
年末に右下奥歯で石か骨のようなものを噛んでしまい、その後痛くて噛み合わせできなくなり、かかりつけ医を受診。
その歯は歯ぎしり等で多少欠けており、欠けた部分でガリっと噛んだ感じです。
レントゲンではヒビ等は見られず、欠けた部分は神経に触っておらず、健康な歯に見えましたが、圧をかけると痛むので見えないヒビが入ったかもしれない、との事で応急措置として接着剤を流し込み様子見となりました。

その後、柔らかい物なら噛めるようになりましたが、継続した鈍痛と冷たい物、熱い物がしみています。
痛みの発生源として右下奥歯は、損傷した歯の他に横から生えた親知らずが別の奥歯の神経に当たっている部分があり、主治医の見立は本当は親知らずが当たっている歯の痛みでは、との事で1週間様子を見たのですが、親知らず圧迫、奥歯より損傷した手前の歯の方が風とかを当てると凄くしみる事が判明。
どこからか菌が入り内部で炎症を起こしているようなので残念だが神経除去し、歯は削るしかない、との治療説明でした。
神経を抜くのは最後の手段とよく聞きますが、炎症しているなら抗生剤などで抑える治療などは出来ないでしょうか。
また鈍痛はまだあるものの、知覚過敏が酷い状態なので知覚過敏を治療するのも神経を抜く治療しか無いでしょうか?

なるべく歯は削らず温存したいのが希望です。
よろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
ひびや外傷で痛みが出ているのであれば神経をとらざるを得ないと思います。
抗生物質はほんとに一時的なものです。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
本来であれば神経を残すのが妥当な処置方針です。
が、残念ながら特に熱いものに対してての疼痛自発痛、持続的にひどく冷たいものにしみる場合は残念ながら神経がダメージを受けていることが多く、神経を取った方が予後的にいいことが多いと思っています。
お薬を使ってという方法ですが、残念ながらこの処置にはあまり効果がないと思っていただいた方がいいと思います。

トライする方法としては、歯の頭の部分だけの神経を取り、根の神経を残す切断という方法も考えられないことはありません。
相談が必要です、リスクを抱えますので。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
かず 様、初めまして。
右下臼歯部の疼痛でお困りのことと拝察申し上げます。

実際に かず 様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、文面より推測いたしまして、強めの知覚過敏と思われます。

近年知覚過敏用の薬剤も多数開発されており、症例や、症状によって非常に効果の出る知覚過敏用の薬剤があります。

ご指摘のように、出来るだけ神経は温存するのがベターです。
担当医とよくご相談されてみて下さいね。

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