歯医者への相談･検索は「歯のねっと」

歯のお悩み相談詳細

ご相談

2014/11/21
セラミック 治療方法

奥歯のセラミックが割れ、再治療の方法について悩んでいます。

りつん様56歳女性
お世話になります。
左下の奥歯に詰めていたセラミックが割れてしまい、もう一度同じ物を詰めていただくつもりで受診。
残っていた部分を削ってもらい、花模様に似たくぼみが出来た状態で、歯の中心は薄い黄色の部分が見えていました。
その時に型取りをして、次に受診した際に担当医から『残っている歯の噛み合わせ部分が薄いのと（一番薄いのが隣の歯と接する部分で1ミリ強ぐらい）噛み方の癖や噛むときに非常に力がかかるところだからと言うことで、削った部分に詰めるとまた割れてしまう可能性が高いので、もう少し削って柱のように真ん中の部分を残してセラミックをすっぽり覆う様にした方が長持ちすると説明がありました。（イメージ的には差し歯のような感じ）

金でかぶせるならば、もう少し削る部分は少なくなるそうですが、やはり今残っている表面の自分の歯の部分は削り、セラミックより柱の太さが太くなる程度とのことでした。

小さい頃の虫歯で、何度か詰め直しているうちにだんだん削られてしまった気がして、これ以上削って欲しくはないのと、出来たらセラミックで白いままでいたいのですが、このまま説明通りにどちらかを受けるしかないでしょうか、、、。

削る面積が少ないなら金でお願いしようかとも思ってますが、今回もセラミックで何年ももっていたのであきらめきれないところです。

わかりにくいかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
セラミックがかけてしまったんですね。

形あるものは壊れる運命にあります。
壊れにくいように強度を持たせようとすると厚みが必要となってきます。
そのため削る必要が出てきます。
歯医者はその強度を持たせるために十分な厚みを持たせたいと思いますし、逆に歯を削らずに何とかしたいとも思っています。
そのギリギリのところで妥協点を見つけていっているわけです。

そして今回セラミックが割れたということは、前回の厚みでは壊れるということの証明がなされたということにもなります。
またもう一つの見方として、長年持っていたのであれば、歯そのものがセラミックとともにだんだん削れて、そのためセラミックが薄くなって壊れたのだと考えれば、前回の条件とは異なってきますし、今回、今のままの厚みで作ったらすぐにでも割れてしまうということになります。
（おそらくその両者の複合的なことの判断で、もう少し削る必要があると判断したのだと思います。）

セラミックの厚みは最低1mmは確保するように、とその材料メーカーは指示しています。
それ以下だと当然割れるということを言われているわけです。

補償の件なども関係してくるので、できるだけという希望は出してもいいと思いますが、仕方のない面もあると思います。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
セラミックの場合どうしても最低限の厚みが必要になると思われます。

セラミックでいくのであれば、ある程度の厚みが必要になり、やむを得ないのかと思います。

船津　三四郎　先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津　三四郎先生
りつん 様、初めまして。
セラミックの奥歯が割れてしまい、お困りの事と拝察申し上げます。

実際に りつん 様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、一般的に、咬み合わせの隙間が狭い場合、セラミックが再び割れる可能性は十分考えられます。

対応方法と致しましては、
1．咬合高径を上げる
2．対合歯を圧下してスペースを作る
3．歯をもう少し削る
の方法があります。

1．は適用があります。
2．は高度のテクニックを要します。
3．が1番現実的です。

歯科医院を探す

全国約68,000件の登録歯科医院より、お住まいの地域や治療内容にあった歯科医院を検索できます。

くわしく見る

セラミックに関するお悩み相談

お口の悩みを歯科医師に相談する
ログイン 歯の悩みを相談 歯科医院を検索