> 一向に改善するどころか、治療をするたびに歯の中がずきずきと痛むので毎日ロキソニンンを飲んで次の治療を待っているという感じです。
>
歯茎も、奥の
歯石を取れば引き締まってくるといわれたのに、
歯石を取って1週間ほどたちますが一向にひきしまってこず、ぶよぶよしています。
> 最初に撮った
レントゲンで歯の奥に空洞があって
膿がたまっていると分かった時点で
冠を外して治療してもらえばもっと早く治っているのではないかと思うと不安と不信感さえわいてきます。
> この治療段階は妥当なのでしょうか?
治療は妥当だと思います。
根っこが割れているとはっきりした場合にはその適応は
抜歯です。
基本的に歯の根っこを残して被せにするというのは、非常に困難な処置です。
(アメリカでは根っこの治療で軽く十数万円します。)
それでも治らないものは治りません。
今の状況は根っこのほうが非常に悪化しているかもしれないが、抜くのを出来るだけ避けて簡単な処置から出来ることをひとつずつやっていこう、ということでやっています。
最初に
レントゲンを撮った時点でということを言われていますが、その状況でいきなり最悪の状態を想像してすぐに抜いておけば今のように痛みが続くことはありませんでした。
ではそれに納得できるでしょうか?
処置の原則として出来る範囲で最小限の侵襲で行うというのが基本なので、今のようにその出てきた症状に対して少しずつ行っていった、ということでとても妥当な処置ということになります。
今後もその状態によってはどうすることもできない可能性もあります。
でも歯を残したいということであれば、いろいろ試してみる必要がありますし、うまくいかない場合のリスクも患者さんもドクターと一緒に負わなければいけません。
(治療がうまくいかない責任が全て歯科医師の側にのみあるわけではないということです。)
不信感を持つことは患者さんの自由ですが、そうであればほかの歯科医師に診てもらう方がいいかもしれません。
ただほかの歯科医師だったらうまくいくかどうかというのは不明です。