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2014/03/27
根(神経)の治療 治療方法

歯の付け根を押すと痛みと違和感があるが、神経を抜くしかない？

フィンク様36歳男性
数年前から右前歯が少し黄ばんできました。
虫歯や、打撲の記憶はありません。
昨年、熱いものを飲んで痛み、病院へ。
レントゲンをとり、神経が完全には死んでいないものの、ほかと比べて薄く写っているとのことでした。

殺菌治療をし、様子をみてきたのですが、最近、特に冷たいものや熱いものでは痛まないのですが、咬んで刺激を与えると強い痛みを覚えました。
数日でおさまりましたが、違和感が消えません。

医者は、神経を抜こうと言いますが、それだけは避けれないのか模索しています。
現在、歯の付け根を押すと違和感と少し痛みを感じる状況です。
特に寝不足になると、症状が出てくる気がします。
神経を抜かないと治らないのでしょうか。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
神経を抜くというのは神経が生きている時にそれを取るという処置のことを言います。

今回話を聞く限り、すでに神経は死んでしまい、根っこの先のほうに炎症が移ってきているというように感じます。
簡単に言うと神経が死んでしまうと腐って、その腐った肉が歯の中に残った状態になりそのためその根っこの先の骨の部分に細菌が感染してきて、炎症が起き、そのために抑えたら痛いとか、違和感があるということが起きているような気がします。

なので正確に言うと、神経のあったところの管の中の腐った肉をきれいに取って消毒して根っこの先の炎症を抑える、という根管治療に当たると思います。
もし麻酔せずに削って痛みなく根っこの処置ができたとしたら、100パーセント神経を取るという処置ではないということが言えます。
（ただ実際にやることは麻酔をするかしないか、神経が死んでいるかいないかだけの差で、処置自体はほとんど同じ、歯の裏に穴を掘って根っこの管を清掃して細菌がそれ以上感染しないようにしてふたをする、ということで、説明がいちいちややこしいので簡単に神経を取ると説明する歯科医師も多いかも知れません。）

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
神経が生きているのか、生き延びているのか、死んでしまいそうなのかというところかと考えます。
やはり、症状によってはきちんと根の中をきれいにしたほうがいい場合があります。

ちなみに、歯ぎしり、食いしばりなどはないでしょうか。
ある場合、神経が死んでしまうことも報告されています。

船津　三四郎　先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津　三四郎先生
フィンク 様、初めまして。
抜髄（神経をとる）すべきか否か、ご不安の事と拝察申し上げます。

実際にフィンク 様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、文面より推測致しまして、歯根尖付近に何らかの病変があるのかもしれません。

セカンドオピニオンで、他医の意見を求める事も選択肢の1つです。

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