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虫歯予防のアイコンとはどんなもの?シーラントとの違いは?

las様45歳女性
7歳の娘がシーラントを奨められました。
しかし調べるといずれは脱落する、歯の咬合面にしか効果がない、浮いてきたら逆に汚れがたまりやすい、などの面で迷っています。

そして別にアイコンというのがあるというのも見ました。
これは歯と歯の隙間にも効果あるようですし、樹脂を塗るという点では同じと思ったのですがどんなものでしょうか。
いずれは脱落するもので繰り返し処置が必要なのでしょうか。
シーラントとエッチング処理というのも変わらないようですし、乳歯にもおこなえますか?

よろしくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
まずシーラントですが、大きく分けて樹脂で行うもの、グラスアイオノマーで行うものの2種類があります。
多く行われているのは樹脂系のものですが、確かに下手に行うと隙間ができて中でむし歯が進行してしまうという可能性は否定できません。
ただ、樹脂系も、グラスアイオノマーも、付着している面か歯質に対してフッ素がゆっくりと溶けだすようになっており、その間に歯質が強くなるという効果を狙っています。
生えたての歯に関してはまだまだ若芽のような状態なのでそこにフッ素を作用させることは効果的です。

アイコンは口腔内全体の歯に対して行うもので、歯と歯の間にも有効とされています。
ただ保険外になるということ、こちらも技術的な差によってその効果にばらつきが出そうなことなどがデメリットとしてあげられますが、シーラント、アイコン、どちらの処置も予防処置であるので、どこまでやるかは本人、保護者の考えで変わってくると思います。

もちろん全部乳歯にも行えます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
乳歯噛み合わせは日々変わるものと、思った方が良いと思います。

ですので、脱落するようであれば繰り返しが必要ですし、乳歯シーラントも大丈夫かと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
las 様、初めまして。
お子様の歯のむし歯予防で、お悩みの事と拝察申し上げます。

シーラントは、むし歯になり易い裂溝部を埋めてむし歯予防を目的として使用される填塞剤です。(健康保険適用)
むし歯になってしまった部位には使いません。

一方アイコンは、むし歯になってしまった歯(初期むし歯に限る)をシールして細菌の侵入を防ぐ樹脂剤です。
厚生省の薬事が認可されておりません。(健康保険不可)

お子様の場合はむし歯にまだなっていない様ですので、シーラント+定期健診がよろしいのではと思われます。

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