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右上奥歯の根管治療の治療跡が2箇所しかないと言われた。

不眠症様57歳女性
いつもお世話になっています。
右上6番の根管治療についてお伺いします。

前回、右上5番の根管治療をするも痛みがとれずということで、相談させていただきましたが、6月より右上がちりちりした痛みが取れず、今月になり我慢できないので前から自分が怪しいと思っていた6番のインレー約20年物を外してもらいました。
虫歯が5番に近い所にあり、それで5番と5番の間または5番が痛んだのかを納得したものの、根管治療の跡が、先生によると2箇所しかないそうです。
そんなことあるのでしょうか?
昔のことなので聞きにもいけないし、当時見つからなかったのか?見つからなかったものが今回わかるのか不安です。
わからない場合はどうなるのでしょう?

虫歯を削ってもらってからは痛みはありません。
先日は、インレーを外し根管2箇所を掃除でした。
虫歯レントゲンには写らず、6月より様子見でした。

先生の判断によるのは頭ではわかるのですが、不安症なのでどうなっていくのだろう??とたぶんというお答えが頂けたら・・・とメールしました。
回答お願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
6番の根っこの治療痕が2本だということですね。

昔は今のように寝っ転がっての治療ではなく、いすに座った状態で患者さんを見るという座位診療というものが主流だったこともあります。
ほんの30年前には結構ありました。
その状態ではやはり上の歯の奥歯は非常に見えにくくライトも入らず、手探りで2根管しか見つけられなかったとしてもよくあることだったかもしれません。
要は根管内の細菌が少なければ発症することもなく長く持つというのが実際のところなので、当時の治療としてはそれでよかったのだと思います。
(実際それだけ長い間機能していたわけなので、、、)

今でもすべての症例ですべての根管がきちっとあけられているわけではありませんが、できる限りの清掃と処置を行うというのが根管治療の限界です。

当時よりはしっかりと見ることができるようになっていますから、お任せしてはいかがでしょうか?

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
見つかりづらかったと解釈していただいた方がいいと思います。
おそらく、その根っこがどこだったのか想像がつきます。
根の中が無菌的であれば、そのまま推移します。

今回は、その足りなかった部分を治療すれば良くなりますので、ご心配いらないと思います。
解釈としては、今回見つけることができたと思っていただければいいと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
不眠症 様。
右上6番の根管治療がご不安の事と拝察申し上げます。

文面より推測致しまして、6番の根管が3根管の内、2根管しか見つからないとの事と思われます。
ケースによっては、4根管の場合もあります。
更に側枝、副根管と呼ばれる極細い枝分かれもある場合も、多々あります。
沢山枝分かれが存在する事が、根管治療を難しくする要因の1つであります。
私達も毎日これらの根管に奮闘致しております。

症状が長期に長引く場合は、歯内療法専門医に診て頂く事も選択肢の1つかもしれませんね。

お大事にどうぞ。

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