MAMI 様 質問は2つ。
1.4番
欠損(4番が抜けている)の
ブリッジの
支台歯(土台の歯)をどうするか?
2.
ブリッジの場合全部かぶせるのか? 以上2点について回答します。
回答
1.4番
欠損で造る
ブリッジは普通3,4,5 を考えます。安定していると思います。ただし、あなたのおかかりの歯科医師は4番を金属にしないために審美的に金属は奥になるように考えてくれたのでしょうか? あるいは、3番(
犬歯)は側方運動(あごの横への運動)の時にとても重要な歯で、できれば削らない方がよいので、それを考えてくれたのでしょうか。いずれにしてもよく考えてくれる先生だと思います。
2.
ブリッジは原則全部かぶせるのが普通です。しかし、審美的なものを考えて、
五分の四冠(外から見える部分の歯質を残し、外から金属が見えないようにする)を使ったり、接着
ブリッジと言って、かぶせるのではなく、
インレー(歯の中に穴を掘り、金属を詰める)形式で、歯と金属によくつく接着剤で固定する方法などがあります。もう一つ、ケプラーというとても細い繊維を歯に固定して、歯の無くなったところへ人工歯をつる方法があります。これは
保険では認めてくれません。後ろ2つの方法は、歯をほとんど削らないですむので、歯を大事にするという意味ではいいのですが、接着
ブリッジは2次
カリエスといって、接着面からう蝕になることがあるので最近この方法を使う先生が少なくなってきました。今受診されている先生によくご相談ください。