> 例えば、歯のぐらつきを見るためにグローブ着用した指で口の中を触りそのままパソコンのマウスやモニターを触る、グローブをしたまま拡大鏡を触るなどです。
感染が気になるんですね。
確かに
唾液のついているグローブでいろいろなものを触るのは、あまりよくない事だと思います。
ただ、なかなかそこまで徹底するのは難しいかもしれません。
> 別のスタッフが来て「◯◯さんの器具、滅菌忘れてたで」と笑いながら来られました。
滅菌するのを忘れてた、というのはあくまで想像でしかありませんが、滅菌機のスイッチを入れ忘れてた、というような意味ではないかと思います。
滅菌を忘れて実際にほかの患者さんに使いまわすということは、器具の洗浄滅菌行程から考えると不自然に思います。
口腔内に入れるものに関しては、標準予防策という滅菌消毒基準があり、それにのっとって行っていると思います。
日常生活でも肝炎患者さんはどこかにおられ、飲食店などでその方が座った後に座ったとしても感染することは考えにくいとされています。
また肝炎に関しては、血液などの体液が直接他人の体内に入るようなことによってしか、なかなか感染が起きません。
針刺し、切創で感染する確率はHBV(B型肝炎ウイルス)が約 30%、HCV(C型肝炎ウイルス)が 3%、HIV(ヒト免疫 不全ウイルス)が 0.3%といわれています。