残念ですが誰にもわかりません。
誰にもわからないのでいろいろと試してみるんです。
ただその試す方法が、できるだけダメージの少ないものから、だんだんと不可逆的な処置へと試していって、その痛みが最低限の処置で治るということが目標ということで処置の順番が決まります。
たとえばここで痛みを絶対に取りたいということであれば、歯を抜いてしまえば歯の痛みは確実に止まりますが、そこまでのダメージは当然嫌ですよね。
なのでいろいろな可能性の中からできるだけ低いダメージで済む処置から始めたのだと思います。
矯正という言葉を書かれていますが、あまり適切ではないような気がします。
レジンというものを前歯に張り付けてガイドをさせているのだと思います。
ただ
レジンのつけ方がきつすぎたのかもしれません。(角度が、)
その点に関しては違和感がなくなるように調整してもらいましょう。
まっすぐ奥歯で噛んだときにはわずかに前歯が当たるくらい、歯を横に動かした時には
犬歯がスライドするのですが、食事などで違和感が出ない程度、もしくは一晩寝たら違和感がなくなる程度に調整します。
かみ合わせについてよく考えている先生であればそういう処置をすることもあります。
そうしたうえでさらに奥歯が痛いのであればひどい
知覚過敏、ヒビ、すでに神経が死んでいる、などが考えられ、
根管治療が必要となる可能性が高くなってきます。
レントゲンなどでさらに詳しく調べたりしながら痛みの原因を探っていくと思うので、今の状況について正確に話をすることと、できるなら神経を取りたくないという希望についてしっかりと伝えて、相談することが大切だと思います。