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デンタルフロスは上と下、どちらから取るのが正しいですか?

ピーター様32歳女性
私は銀歯がたくさん入っており一時期、銀歯が取れてしまい、デンタルフロスを勧められました。
上に上げて取る取っ手がついてるタイプのものを利用し、また取れてしまい、医師に下から取りだす糸で取っ手のないタイプを勧められました。
取っ手がついてるタイプだと銀歯が外れやすくなるんだそうです。
しかし歯科衛生士は取っ手がついてるタイプのもののように上に上げて取りました。
上に取るのと下から取るのとどちらが正しいですか?

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
どちらも一理ありますが、取れにくい方法のほうがいいのではないでしょうか。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
フロスについてですね。
フロスの目的は歯と歯の間のプラークを清掃するためのものです。
特に歯と歯の間の歯肉の溝の清掃を行うという事が一番の目的です。
そういう意味では上から抜くのも横から抜くのも変わりはありません。
どちらも正解です。
被せが外れやすい状態であるようです。
その状態が例えばセメントが一部流出することによって外れるとして、出来るだけ外れるのが遅れたほうがいいと考えるのか、それとも早めに外れて再度しっかり付けたほうがいいのか、それはその人の考え方次第だと思います。

歯科医師は出来るだけ外れてほしくないと考え、引っ張り上げる力が加わらないように、という事を言っているのだと思います。
また歯科衛生士は、歯茎の際の被せが上に引っ張り上げられる力が加わらないとわかっている時点で、外れないように上に引っ張り上げて取ったのかもしれません。

引っかかって外れるくらいの力でしかついていないのであれば、外れてしまったほうがいいという考え方もできます。
どちらが正解か、人によってその答えは変わってくるという事です。

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