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2024/04/02

親知らず抜歯後、縫合不全でドライソケットになった?

さやか様24歳女性
2週間前に水平埋没歯の親知らず抜歯をしました。
手術自体は15分程度でその場での出血もすぐに治りましたが、自宅に帰ってすぐ再出血しました。
出血点を探し、ガーゼを噛もうにも口を開くだけで血液が流れ出てしまうほどでしたのですぐに再受診をしました。
縫合が十分ではなかったと謝罪され、あらためて縫合してその場は治りました。
しかし、その後も痛みは引かず抜歯後6日にふと口臭がすごく、鏡を見てみるとぽっかり穴が空いていました。
次の日の受診でドライソケットと診断されました。

今回のように傷口を縫合している場合、抜糸して傷口を開いてからドライソケットと診断するのではないのでしょうか?
しかし、抜糸をする前から穴が空いているのが目で見てしっかり分かるということは、縫合自体がきちんとできていないがためにそこから菌が入り込んでドライソケットになったのではないでしょうか?
他の医師に説明したところ縫合不全なのではと言われたのですが、どう思われますでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
水平埋伏した親知らずを抜いたんですね。
縫合不全とまでは言えないと思います。
基本的に骨の裏打ちのないところで粘膜と粘膜をいくらしっかり縫い合わせたとしても、それがしっかりくっつくという事はなかなかありません。
また、ドライソケットになる原因は、もともと親知らず炎症が繰り返すことによって起きる硬化性骨炎などのほうが大きいです。
先生によっては抜歯をしたところにガーゼを入れてドレーンにする先生もいるくらいですから、縫合が不十分というのはあまり問題にはならないと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
縫合ですが、この部分の縫合すると糸が外れることが多く見受けられます。
また、下の親知らずですので、骨がかなり緻密で硬いのでドライソケットの発生確率はかなり高いので致し方ないとも考えます。

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