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ご相談

2024/02/04

虫歯治療方法

銀歯の中が虫歯になった。抜歯によるリスクはどんなことがありますか？

kina15様42歳女性

右上4番目の銀歯が、中が虫歯になって銀歯が取れました。
歯茎ギリギリの所までまだ歯が残っているので、また被せ物を作ることは可能だそうなのですが、被せ物をすると根に亀裂が入る可能性があり、もし抜歯することになった場合、そこの骨が痩せてしまうので、根を残すことを考えるのであれば被せ物を作らずに部分入れ歯にするという選択肢もあるという説明を受けたのですが、やはり根はできるだけ残しておいた方が良いでしょうか？
また、一般的に、抜歯すると骨が痩せてしまうなどのリスクがあると聞きますが、抜歯によるリスクは他にどんなことがありますか？
他の歯が動いたり、外からの見た目などにも影響がありますか？

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

いろいろな考え方があると思います。
私は根っこが残っているのであれば、それを利用して被せにするというようにします。
もちろん歯が割れるという可能性もリスクとしてはあると思います。
もちろんそのリスクと、置いておいて入れ歯にするという事のリスクを考えないといけませんから複雑です。

メリットで言っても、かぶせにすれば違和感なく噛めるようになるかもしれませんが、入れ歯にすればそれなりに違和感があり、噛む力でいうと半減からもっと少なくなることが考えられます。
（だいたい30％といわれています。）
見た目も金属が見えるようになります。

抜歯をしてそのままであれば歯茎も痩せてきますし、隣の歯が動いてくるというリスクもあります。
ブリッジにすれば前後の歯を削らないといけないので、その分その歯の寿命は短くなります。
入れ歯の場合はそれ以上に歯の寿命が短くなることがあると統計では出ています。

そういう複雑なことを考えて対処を考えないといけないので、これが一番という方法は人それぞれという事しか言えないです。