奥の歯が
虫歯になったんですね。
抜歯しか方法がないのであれば6番から6番の歯で維持していくというのは決して間違いではありません。
そしてお調べになったように、
歯牙移植が出来るのであればそれを考慮することも十分考えられます。
ただ移植はそれなりの条件が必要となってきます。
まず
保険で
歯牙移植を行うには、
抜歯と同時に
歯牙移植を行う必要があります。
歯科医学的には間違っている可能性があることもあり得ます。
(
歯周病など感染している
歯牙を
抜歯してすぐに
親知らずを移植することはあまりお勧めできません、、、と僕は考えています。)
あと、
親知らずの根っこの形態、大きさ、
抜歯をするほうの骨の状態、
抜歯窩の大きさ、、、その他いろいろな条件がそろって初めて
歯牙移植は成功します。
また、どこの
親知らずを、どこに移動するのかという点も考慮しなければいけません。
右の
親知らずを左に移植すると痛いところが左右になりますよね。
食事がとてもしづらくなる日が出てきます。
そういうことを考えると、それだけの努力を惜しまないのであれば、今の根っこだけになった
歯牙を何とか残せないかと処置をする努力と比較してみることも必要となってきます。
骨の状態が良い、移植に適している骨であれば、今の根っこを残すことも可能かもしれないし、逆にとてもひどい骨の状態であれば、移植には適さない可能性が高くなってくるといった具合です。
この辺りは実際に移植を手掛けている先生でないと、あまりお話も出てこないかと思います。
今の先生に相談することはもちろんいいと思います。
しっかり納得するまで相談してみてください。