アメリカでの治療方法というのに精通していませんので、同じ方法なのかどうなのかという点に関しては何とも言えません。
ただ基本的には根っこの中の細菌を極力活動停止にさせるまで減少させ、何らかのものでふたをするという点においては同じです。
ではアメリカのほうが医療先進国なのか、という点ですが、日本の
保険制度では
根管治療にかけられる時間というのは限られてきます。
アメリカでは
根管治療におそらく数万円から十数万円かかると思います。
同じ金額を日本で出し、
保険外で
根管治療専門で行っているところと比較すると、おそらく日本のほうが手先が器用な分、いい治療を行っているような気がします。
もちろんこういうところでは、日本においても
ラバーダムをすることは基本的に行っていると思います。
日本でも、
保険でとりあえずという治療を行っているところから、
自費ですごく専門的な治療を行っているところがあり、その差は逆にアメリカよりも非常に幅があるかもしれません。
もちろん
保険でも赤字覚悟で丁寧な治療を行っている先生もいます。
日本の
保険治療というのはホテルに例えるとカプセルホテルや、コテージ程度の素泊まり、アメリカでの治療はいわいる一流ホテルと言われる一泊数万円のホテルということになります。
日本でも、もちろんそういう一流ホテルはありますが、
保険制度というもので一泊数千円程度と制限がかけられているので、たいていの人は、安いホテルで、宿泊し、一泊するという目的は言葉で言うと同じです。
同じ土俵でどちらが優れているかどうかと論じることは無理があることはお分かり頂けると思います。
アメリカでもその先生によって差があると思います。
こういったことも考慮に入れて考えてもらえたら幸いです。