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ご相談

2012/07/24

神経に近い場所まである虫歯の治療方法について悩んでいます。

しずく様56歳女性
10年以上前に虫歯で治療した右上奥歯がしみ、時々じんじんとした痛みが続き、歯科医院に行きました。
しみは体調によって、熱いものでもしみるときがあります。
痛みは生理前後と夜に痛みがあります。

レントゲンで確認後、ごく神経に近い場所まで虫歯ができている為、しみたりエアーをふきかけても痛いのであろうということでした。

そこで、治療としては、
1)しみを軽減する薬剤をぬって、痛みやしみを軽減することを繰り返す
2)神経をとって、かぶせものをする
 ということでした。

そこで、心配なのは
1)を続けた場合、どんどん虫歯が進行してしまい、今後、削るなどの処置をするときの痛みが深くなるのではないか?

また、神経をとると歯がもろくなるとのことですが、わたしは歯ぎしりをすることがあるため(該当虫歯のある右側)、神経をとったあと歯が割れてしまうのでは??という心配があります。

また、仮に神経をとってしまった際のかぶせものについて、保険適用内で歯ぎしりの問題に合うかぶせものの材質があれば教えていただきたくご相談いたしました。

よろしくおねがいいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
すでに熱いものもしみるときがあるということなので、歯髄炎の症状が出始めているようですね。

今すぐに処置を始めても神経を取る処置になるので、それならばしばらくでもそれを先延ばしして行きましょうというのが 1)という方法でしょう。
1)であっても麻酔をしっかりすれば神経を取る時に痛みはほとんどないと思います。

2)であればすぐに神経を取るということですが、その場合、詰めものの形だと割れやすいので
全体を被せるということを考えているのだと思います。

保険の材料であれば金属しかありませんが、保険の被せが壊れることはまずないと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
1)を続けた場合、どんどん虫歯が進行してしまい、今後、削るなどの処置をするときの痛みが深くなるのではないか?

虫歯が深いとのことですので、まずは神経の上にある歯の天井の厚みを増すような効果のあるセメントを仮に詰めて、数カ月様子をみるのが良いのではないでしょうか。
このあとは、セメントを再度除去して虫歯部分を取って、セメントで補修して詰めなおす方法。
もうひとつは、仮の詰め物で症状が消え、虫歯が進んでいないことが確認できた場合、そのまま詰める方法もあるようです。

2)また、神経をとると歯がもろくなるとのことですが、わたしは歯ぎしりをすることがあるため(該当虫歯のある右側)、神経をとったあと歯が割れてしまうのでは??という心配があります。
また、仮に神経をとってしまった際のかぶせものについて、保険適用内で歯ぎしりの問題に合うかぶせものの材質があれば教えていただきたく

確かに歯が割れるリスクを背負いますので、定期検診とナイトガード歯ぎしり用のスプリント保険で可能です)を作成して歯を守ることもいいのではないでしょうか。

かぶせ物の金属ですが、保険の中の金属で大丈夫だと考えます。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
しずく 様 初めまして。

虫歯の治療で、神経をとるべきか、お悩みの事と拝察申し上げます。

一般的に虫歯の治療は、以下の様な手順で行われます。

1.軽度の虫歯で即充填で済む場合

2.中等度以上の虫歯で、軽度の症状がある場合、鎮静作用のあるセメントで一定期間仮詰めし、症状が消えたら、正式に充填材料で詰める場合

3.重度の虫歯で、神経を取るのも止むなしの場合

文面より推測(あくまでも推測です。)致しまして、上記の2をもしかしてトライ出来るのでは?と思われます。

>仮に神経をとってしまった際のかぶせものについて、保険適用内で歯ぎしりの問題に合うかぶせものの材質があれば教えていただきたくご相談いたしました。

保険内の金属鋳造冠が適応になります。

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