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ご相談

2022/09/23

セラミック治療疑問

セラミックを被せた後、神経が腐っていたと言われました。

うゆ様39歳女性

3年前ほど、虫歯の被せ物としてセラミックを勧められ、セラミックで被せました。
数ヶ月後、セラミックのところが違和感があり、伝えたところ「しみているだけだと思う」とのことでしみ止め薬を塗る処置されました。
その後もクリーニングや検診の際に伝えましたが同様な処置。

そして、昨夜その場所が激痛で本日病院へ。
すると、セラミックの下の神経が腐っていた、と言われました。
セラミックの料金は安く？してくれるとのことでしたが、処置した先生は別店舗へ行ってしまい新しい先生が対応してくれました。

これは医療ミスではないのでしょうか。
何度も詰めたところが違和感があるというのは伝えてカルテにも残っていたそうです。
また前任の医師にかなり不信感があります。
1年間で3か所ほどセラミックへ入れ直したのですが欠けたり、取れたりしました。
さらに治療中も痛みを伝えても止まず、我慢してください、のみでした。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

残念ですが、治療ミスということまでは言えないと思います。
例えば乳がんがあり、何とか乳房を残したいと思って手術をしたけれども再発して乳房を取らざるを得なくなった、、、という状態、それは医療ミスですか？

何とか神経を取らずに処置をしたけれどもしみてしまった、その時点でさっさと神経を取ったほうが良かったということですか？
もしくはしみる前に神経まで取ってしまったほうがしみなかったとか、、、。

医療は不確実性が伴います。
出来るだけ低侵襲で処置を行い、それがだめだった時には残念ながら次の段階に進む、という原則があります。
それは医療ミスというわけではないですよね。
適切に処置をしてもうまくいかない場合というのがあることは、どうかご理解ください。