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2022/08/25

神経の炎症の痛みが歯茎や頬に出ることはありますか?

まひる様40歳女性
2週間前に左上の奥歯を治療しました。
神経までは達していない虫歯でしたが、治療後10日経ってから「甘いものや冷たいものが一瞬キーンとしみる」症状が出ました。
以前に知覚過敏を指摘された箇所ではありましたが、甘いものがここまで響いたことはなかったので、念のため再診したところ、「知覚過敏か神経の炎症なのかわからない。冷風をしばらく当たると痛みがなくなってくるのを見ると、知覚過敏の可能性が高いが、知覚過敏ではむず痒さ(半年前から時々出ています)は出ない。以前にも神経に近い虫歯の治療をしている歯なので、神経が弱っているのかもしれない。自発痛がどんどん強くなるようだったら、神経を抜かないといけない」と言われました。

そこで自発痛を気にしていたところ、時々、軽い鈍痛が出ていることに気づきました。
違和感程度のズーンという鈍い痛みで、3分くらいしたら消えます。
鈍痛が出るのは、歯というより歯茎の上の方だったり、鼻の横くらいの場所だったりします。
実は3週間くらい前から、顎やこめかみ、頬などに一時的な痛み(違和感程度)が出ており、そのとき先生からは「虫歯ではなく筋肉の痛み。顎関節症の一種」と言われていました。
なので、この鈍痛が、虫歯由来なのか、顎関節症由来なのか分からず、不安でしょうがありません。
レントゲン上では虫歯歯茎の炎症が起きている状態ではありませんでした。

(1)神経の炎症の痛みは、歯ではなく歯茎の上や頬の下あたりに出ることはありますか?

(2)違和感程度の鈍痛でも、定期的な自発痛であれば神経を抜かないといけない症状でしょうか。

(3)もし神経の興奮がおさまらなかった場合、現状はMTAセメントなどで神経の保存ができる症状でしょうか。

長くなってしまい恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> (1)神経の炎症の痛みは、歯ではなく歯茎の上や頬の下あたりに出ることはありますか?

神経にダメージが生じた場合、歯茎の方にまで痛みが出ることがあります。


> (2)違和感程度の鈍痛でも、定期的な自発痛であれば神経を抜かないといけない症状でしょうか。

とても難しい判断です。
症状だけで簡単にこうだ、ということは言えません。


> (3)もし神経の興奮がおさまらなかった場合、現状はMTAセメントなどで神経の保存ができる症状でしょうか。

それもやってみない事にはわかりません。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
> (1)神経の炎症の痛みは、歯ではなく歯茎の上や頬の下あたりに出ることはありますか?

関連痛であれば、あるかと思います。


> (2)違和感程度の鈍痛でも、定期的な自発痛であれば神経を抜かないといけない症状でしょうか。

難しいところですが、経過観察でもいいとは思います。


> (3)もし神経の興奮がおさまらなかった場合、現状はMTAセメントなどで神経の保存ができる症状でしょうか。

神経の興奮がある場合、MTAではおさまりません。

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