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2021/12/14
根(神経)の治療 治療方法

パーフォレーションを抜歯せずに保険で治療する方法はある？

しか様62歳男性
一般的な見解としてご回答いただければ幸いです。

当初の根管治療がうまくいかずマイクロスコープがある歯科に転院したところ、パーフォレーションがあり穴から肉が出ていると言われました。
この場合、抜歯もしくはMTAセメントで埋めて様子見、どちらかの選択になると言われました。
パーフォレーションのリペアはMTAセメント(神経がないため自費)でしかできない、保険治療で別の方法はないものでしょうか？

また当初の歯科で根管治療中に歯の歯茎の上の壁の半分を折られて半分の歯が歯茎の上にない状態になってしまいました。
歯科医からは一言もなく家に帰って鏡を見て気づきましたが、このような場合、患者に対して何も説明しないのは一般的なのでしょうか。
壁が薄い状態でストッピングを加熱せずに思いっきり外されたのでその衝撃で折れたのだと思っており、仕方なかったのかもしれませんが一言もなく帰されたのが納得いかず、、、。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
根管治療で大切なのはむし歯の除去です。
そしてむし歯は歯の中ほどで広がることが一般的で、そうなると歯茎の際のあたりで厚みがなくなって強度がなくなることがよくあります。
ストッピングを外す衝撃で壊れるくらいなら、残していても結局は意味がないと思います。

パーフォレーションに関しては、保険では抜歯適応ということになります。
したがって保険で何とかしようというのはある意味チャレンジングな修復ということで、より精度を求めると保険外になるでしょう。

池村　光代　先生からの回答

池村　光代
東京都
京橋歯科医院
池村　光代先生
根管治療がうまくいかないということですので、症状が続いているのでしょうか。
状態が悪い場合は保険診療ですと抜歯して入れ歯を作るというのがよくある流れかと思います。
自由診療でMTAセメントを使っても症状が落ち着くかは経過を見ないとわかりませんし、もし落ち着いても長い期間症状が出ないかどうかもわかりません。
根管治療というのは虫歯の治療でいうとかなり進んでいる状態ですので、抜歯リスクが元々高いと言えます。
歯を残したいというお気持ちはよくわかります。
そのお気持ちはその他の歯に向けて日々のメンテナンスを行い、神経を抜く治療まで進むような虫歯が出来ないように頑張るのはいかがでしょうか？
また再根管治療について不信感があったとのことですが、おっしゃるように1回目の治療で入れたものの取り外しが大変なことはあります。
これは初回の治療を行った歯科医師の責任もあると思いますので、再根管治療を行った歯科医師が全て悪いとは言い切れないところがあるのではと思います。
お大事になさってください。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
MTAセメント以外ですと、BGシーラーという根管充填剤とそれに付属するパウダーを使って処置ができるようなことを聞いたことがあります。

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