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9本のブリッジは大丈夫ですか?何を選択すればよいでしょうか?

どんぐり様65歳女性
候補第1は右上12(3)4(5)左上(1)2(3)(4)5全ブリッジ、右上第一小臼歯を抜いた場合(ここは銀歯が被さってますが、腫れたり具合が今一つです)。
(5)と(4)はまだ歯があります。
土台の為に削る。
9本のブリッジは大丈夫でしょうか?
左上(1)は心棒が短いので強度が足りないようです。

第2候補は右上第一小臼歯(最初はそこ迄の7本ブリッジ。6本削り外しました)を抜かない場合、右上(3)21左上(1)2(3)(4)、(4)は普通の歯は削って差し歯にする。
小臼歯が後から駄目になったら部分入れ歯。

第3は左右の差し歯は単独で被せる。
2112入れ歯、左上(1)は心棒が短く強度が足りない?保険が効かない?
今は仮歯(3)から(3)6本です。
これではブリッジは出来ないのかしら?

長々になり分かりづらいと思いますが、宜しくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
ブリッジについてですね。
大丈夫というのはいったい何をもって大丈夫というようにいえるのでしょうか?
2,3年もつというのが大丈夫という事なら、長いブリッジであればあるほどとりあえずついているという意味では大丈夫です。
でもその中の1本でも腫れたり痛んだりした場合には、それは問題になってきます。
そうなると長ければ長いほど不利に働きます。
またそれはもっと長く5年10年となるとブリッジの中の一つが悪くなる確率は高くなりますよね。
それをどのように考えるのかという事だけです。
いつでもすぐにどのようにでも対応できるという意味では入れ歯が一番優れています。
何を一番重要視するかという点で大丈夫の意味も変わってきます。

歯の部位に関しては奥歯の状態、対合関係、咬み合わせなどでも変わってくるので何とも言えません。
歯の根っこの状態によりけりです。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
基本、力学的に問題がないようであれば大丈夫かと思います。
ただ実際の状況とはずれがありますので、100%とは言えないところがあります。
ブリッジの場合、力学的に可能かどうかの計算がされますので、それに当てはまらない場合は保険外になります。
が、その場合保険外でも噛む力に耐えられるとは限りませんので、注意が必要です。

池村 光代 先生からの回答

池村 光代
東京都
京橋歯科医院
池村 光代先生
色々と複雑な状態ですのでこちらの理解が間違っていたらすいません。
長いブリッジはあまり手掛けたことがないので得意な先生に聞いてみました。
9本のブリッジを作ることは技術的には可能です。
また、保険で作ることもできます。
ただ、前回ブリッジを作ってから2年間は同じ個所を含むブリッジは保険で作ることができません。
ですので、今状態の悪い歯を残してブリッジを作るともし2年以内に抜歯などあると治療が難しくなることがあります。
主治医の先生がおっしゃっている保険が効かないというのはそのお話なのではと思います。
また、2年持ったとしてもその後どうなるかわからない歯があるというのも気になるところではあります。
ブリッジの特徴として本来複数の歯にかかる力を少ない本数で支えるということがあり、さらに今回は支えるには不安な状態の歯も含めるため長いブリッジにしなければならないということで複雑な状況になっていると思います。
インプラントですと他の歯には影響が出にくいのですが、本数が多いので治療費も高くなってしまうでしょう。
ブリッジの土台にすることで健康な歯がダメになってしまうのであれば、入れ歯も視野にいれても良いかもしれませんね。
もしくはいずれ入れ歯にするつもりで使えるだけブリッジを使うというのも考え方ではあります。
よく主治医とご相談されると良いでしょう。
お大事になさってください。

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