(1)通常の方法で削ってから
レーザー照射と
マイクロスコープを使う場合で
虫歯の再発率など予後は変わりますか。
レジンを詰めるときは
マイクロスコープの方が
う蝕の部分だけを精巧に削れそうな感じですが、金属や
セラミックの
インレーをかぶせる場合にも
マイクロスコープの優位性はありますか。
虫歯の再発率は、きちんと
マイクロスコープを使うことで低減されるとは思います。
しかしながら、その後の
メインテナンスの方がより効果があるような気がします。
虫歯のばい菌や汚れをコントロールすれば
虫歯の発生率や進行をある程度抑えることができると思うからです。
(2)なるべく歯を削りたくないのですがこの歯はAIPCの対象になりますか。
神経が出ていないのであれば対象となると思われます。
(3)
虫歯が見つかってからは間食をやめて砂糖やショ糖入りの食材やphの低い飲料を避けています。
この
虫歯の治療を行う前にご飯類も含めた食事の糖質制限を行ったりトクホのガム等を使うことで歯の状態を改善したり治療を軽減 (歯を削る量が僅かに減る等) することは可能ですか。
それとも治療を早く開始する方が良いでしょうか。
インレーの下と歯の表面にできた
虫歯では効果が違うのではと思う一方、なるべく歯のコンディションを良くして治療を受けたいとも思います。
食事に関してですが、治療が終わってからのコンディショニングとして使われたほうが効果があると思います。
決して
虫歯の進行を100%止めるものではありません。
あくまでも予防中心のイメージが強いと考えます。
ただ、使用しないよりは、はるかに効果を期待できます。
もし、治療軽減が多少期待できるものとすれば、
フッ化物ではないでしょうか、たとえばフッ化第一錫(フッ化第一スズ)など。