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冷たいものがしみる場合、根管治療が必要ですか?

中原様41歳男性
お世話になっております。
冷たいものがしみる場合の根管治療の必要性についてご質問申し上げます。

8年前に左下6番で大きめの虫歯が見つかり、神経近くまで削りました。(当時は温水痛がありました)
その後の経過は以下の通りになります。

(1)3年半前に詰め物の間に再度虫歯が見つかり、詰め物を開けて治療しました。
(2)3ヵ月ほど前から冷たいものがしみるようになり、何度かしみ止めを塗って様子を見ましたが、しみ具合に変化はありませんでした。
(3)半月前に詰め物を開けると虫歯があったのでさらに神経ギリギリまで削りましたが、今のところ症状に特段変化はなく、現在も冷たいものがしみております。

冷水痛が発生する場所は歯の内側で、水を飲んで歯の内側に入りこんだときにしみます。(なお、歯の外側はしみておらず、水を飲む勢いが強ければ強いほど歯の中に食い込むためしみやすくなります)
症状としては、「キーン」という感覚ではなく奥から「ジュワー」としみるような感覚になります。

現在経過観察中でございますが、上記の状況の場合、神経まで菌が侵入してしまっており、根管治療せざるを得ない公算は高いのでしょうか?
温水痛や自発痛があればはっきりするのですが、冷たいものにしみる症状のみが長く続いており、症状の度合いも変わっていないため気になった次第です。

ご多用のところお手数おかけいたしますが、ご教示のほどよろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯がしみるんですね。

> 神経まで菌が侵入してしまっており、根管治療せざるを得ない公算は高いのでしょうか?

菌が入り込んでいるというよりも、物理的にしみていることを考えたほうがいいような気がします。
神経を取ったほうが良いのかどうかはとても微妙なところで、患者さんの意向も含めて様々な考えがあります。
口腔内の状態など様々なことを考慮しないと、こうしたほうが良いとかこうなる公算が高いなどは言えないと思います。
(口腔内の衛生状態、歯牙の摩耗状態、上下の咬合状態、側方の干渉状態などなど。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
冷水痛も長期間続き、ひどくなる場合は、最悪、神経の処置が必要になることがあります。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
2週間前の処置だとすると、歯髄の反応がまだ出てきても不思議はないと思います。
また、舌側に冷温刺激を加えた時少し反応するようですので、舌側の歯頸部知覚過敏が起きていないか確認してもらって下さい。
咬合によるくさび状欠損は、頬側だけとは限りません。
舌側にもくさび状欠損ができている場合がありますので。

日常生活に支障が出ない程度の反応ならば、経過観察で良いと思います。

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