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再根管治療は保険外治療の方が効果を期待できますか?

toshi様27歳男性
1年ほど仕事で忙しく定期健診などを受けておらず最近落ち着いてきたので定期健診に行ったところ、レントゲンに約2年半前抜髄した第一小臼歯に白いもやがかかっているとのことで3月半ばから再治療が始まりました。(以前治療した歯医者ではなく別の歯医者を受診しました)
先生によると管がS字になっていたため薬が行き届いておらず、細菌が繁殖してしまったのではないかとおっしゃっていました。
それと普通はクラウンを被せるところをインレーで済ませていたというのも原因の一つかもしれないとの事でした。
現在行っている治療では管のサイズを50までしっかり拡張しているので薬が奥まで届くとのことでした。
そこで最後に歯に詰める物の相談がありました。
保険適応の物で済ませるか、適応外のMTAセメントを使用するかです。
根管治療は二度目以降成功率がどんどん下がってしまうので、できれば適応外の治療がおススメとのことでした。
抜歯をせずできれば歯を残したいのですが、金銭的に約9万円ほどかかるとの事ですごく悩んでいます。
やはりMTAセメントで治療した方が効果を期待できるのでしょうか?
それとも保険適応内の治療でも十分なのでしょうか?
長文で大変申し訳ないのですが、何卒よろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
根管充填についてですね。
保険でもしっかりとした治療をしている先生もいますし、そうではない先生もいると思います。
保険外でもしっかりとした治療をしている先生もいますし、そうではない先生もいると思います。
どちらの確率が高いのかというと、保険外のほうが確率は高いと思います。
MTAセメントという材料の有意性は認めますが、MTAではなくても長期に持っているという事例もたくさんあります。
というかMTAで根管充填するようになってまだ10年くらいですし、結局のところはいかに丁寧に時間をかけてしっかりと根管内を消毒し、細菌を封じ込めることができるのかというのが一番大切なところだと思います。


> やはりMTAセメントで治療した方が効果を期待できるのでしょうか?

これはそう言えると思います。


> それとも保険適応内の治療でも十分なのでしょうか?

これをそのまま認めると、保険でしかしたことのない私の治療では常に不十分と言うことになってしまいます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
あくまで保険内の治療で治らない場合、治りにくい場合、保険外に移行することでもいいと思います。

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