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2021/03/31

歯周病で歯茎が下がった部分の治療について。

K様59歳女性
50歳代の女性です。
先日、右側上下の歯茎が痛くなったため、歯科を受診しました。
歯周病との診断を受け、歯石を取り、薬の貼付をしてもらい、痛みは治まりました。
その後の診察で、歯冠修復として、歯茎が下がってむき出た歯の根元部分に白い石膏のようなものを付けられました。
そのため、修復後の歯は、とても長く見えます。
歯周病であれば、歯茎自体の治療をしないと歯茎が下がり続けるように思うのですが・・・。
これから、2本づつ修復していとのことですが、このままこの治療を続けて良いものでしょうか。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯周病についてですね。
歯石を取って痛みがなくなったんですね。

> その後の診察で、歯冠修復として、歯茎が下がってむき出た歯の根元部分に白い石膏のようなものを付けられました。
> そのため、修復後の歯は、とても長く見えます。

歯周病の処置については、歯茎の中にまで侵入した歯石を取ることによってそ
れ以上骨の吸収を起こさない、という事が一番の目的になります。


> 歯周病であれば、歯茎自体の治療をしないと歯茎が下がり続けるように思うのですが・・・。

歯石についている細菌を歯石ごと取ることによって、歯茎が下がることを防ぎます。
ただ最初に歯茎が腫れているところは、引き締まってきて根っこが見えるようになってきます。
根っこが見えるようになった部分については、むし歯になりやすかったりするのでそれに対する処置をするのですが、石膏の様なものというのが何をさしているのかはネットではちょっとわかりません。
むし歯にならないように、もしくはむし歯になっているところを埋めたのかもしれません。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
石膏の様なものとのことですが、歯石除去により露出した歯根部分が知覚過敏をおこしたための暫間処置ではないのでしょうか。
確認してみてください。

歯周病に罹患し、すでに深い歯周ポケットが形成されてしまっている場合は、歯周治療はそのポケットが浅くなるお手伝いをしていくことになりますが、それはポケットの底が歯冠方向に上がってくるのではなく、ポケットを形成している歯肉を退縮させ、結果として浅くなるように促すことです。
治療効果が現われてくると、見えていなかった部分の根の露出が多くなることになります。
露出根面は象牙質ですので、しっかりと管理しないと虫歯になり易い部分です。

既に虫歯になっていたことも考えられますので、張り付けた物が虫歯処置のための充填物である可能性もあります。
先生によく説明して頂いて下さい。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
根が出てきていることをご自身がどう考えるかだと思います。
そのままでいいのであれば、虫歯になりやすい根のメンテ、予防をきちんとすることかと思います。

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