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抜髄後のレーザー治療やドックスベストセメントの効果は?

歯は一生もの様40歳女性
普段と違う土地で歯が急激に痛くなったため、歯科を受診したところ、虫歯C3の状態になっているため根管治療が必要だと言われ、神経を抜きました。
治療前に神経を抜くことで歯の寿命が短くなることなど不安も伝えたのですが、結局説得されて抜髄に至りましたが、改めて色々な治療方法があることを知り、セカンドオピニオンに行かずに治療を受けたことをひどく後悔しています。

いま仮の被せ物をしている状態で、治療は終わっているので来週クラウンをつくるのでまた受診予定となりました。
しかし、根管治療後の感染リスクが非常に高いことなどネット上で見ました。
特に私の場合は、神経が曲がっているので完全には取れていないといわれて、感染リスクが高いように感じています。
ちなみに本日お世話になった歯科ではマイクロスコープなどはないので、かなり大きく歯を削っています。
抜髄したことはもう取り戻せませんが、今できる最善の二次予防はないかと考えています。

その中で、
・プラズマダイオレーザー
ドックスベストセメント
あたりが、いま仮の被せ物をしている段階で、それを外して歯髄内の細菌除去に効果的なのではないかと考えているのですが、専門家の皆様のご意見をお聞かせいただきたいと思いました。

また、根管治療をすると歯の寿命が短くなるのは確かだと思うのですが、いま30代ですが、このまま歯を使い続けられる可能性もあるのでしょうか。

上記2点アドバイス頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> 抜髄したことはもう取り戻せませんが、今できる最善の二次予防はないかと考えています。

激痛が出ているという時点で抜髄以外に選択肢はなかったように思います。
温存しようとして歯髄が感染を起こしてしまうよりは、歯の寿命は長くなる可能性が高くなります。
こじらせてから処置をしたほうがよりダメージが大きいという事です。
歯髄を抜かずに済むのであればもちろんそれに越したことはありませんが、そのことに固執するあまり感染させてしまえば、余計に歯の寿命は短くなります。


> その中で、
> ・プラズマダイオレーザー
> ・ドックスベストセメント
> あたりが、いま仮の被せ物をしている段階で、それを外して歯髄内の細菌除去に効果的なのではないかと考えているのですが、専門家の皆様のご意見をお聞かせいただきたいと思いました。

どちらも扱ったことも専門的に勉強したこともないのでわかりませんが、通常の根管治療をしっかりとしていれば上記のようなものまでは必要ないように思います。
よく読めばプラズマダイオレーザーもまっすぐ進む性質があると書いてあります。
ということは、曲がった根管ではその効果がないということになります。
ドックスベストは歯髄温存のために使用するものです。
すでに歯髄を取っているのであれば辺縁漏洩の原因にもなりかねません。


> また、根管治療をすると歯の寿命が短くなるのは確かだと思うのですが、いま30代ですが、このまま歯を使い続けられる可能性もあるのでしょうか。

可能性はあると思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
健全な神経であれば残す価値があると思いますが、虫歯や痛みなどの症状がある場合、神経を残すよりきちんと取って治療されたほうがいいと思います。
ドックスベストですが、いわゆる昔から使われているセメントで特に優位性があるなしはわかりません。
神経が感染している場合、どんな方法でも残すことは難しくなります。
また歯の削り方ですが、マイクロスコープを使おうが使うまいが虫歯をきちんと取ることは昔から変わらないルーチンになります。
基本は、どんな場合でも術後のメンテナンスと自宅での予防、メンテナンスが重要になります。

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