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ジルコニアインレーにして半年で神経を抜くことになった。

YU様34歳女性
セラミックインレーにして半年で神経を抜くことになりました。
ヤブ医者でしょうか?

前回詰めていたプラスチックの詰め物が劣化していたので半年前にジルコニアインレーにしました。
最近急に歯が痛くなり歯医者に行くと神経がダメになっていると言われました。
治したばかりなのになぜこのような状況に陥ったのでしょうか。

また神経の治療の際に歯を結構削られ、クラウンにすると言われました。
何も言われずどんどん歯が削られて、とても悲しい気持ちになりました。
神経を抜いたらクラウンではなくてはいけないのですか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
ジルコニアインレーにしていたら神経が死んでしまっていたんですね。


> 前回詰めていたプラスチックの詰め物が劣化していたので半年前にジルコニアインレーにしました。

この時すでにだいぶ神経にまでダメージが出そうな状態だったのを何とか処置をしてインレーで済ますことができた、としたらどうでしょう。
半年しか持たなかった、と考えるか半年も持った(もっと長く持ったかもしれない)、と考えるかで、技術が優れているかどうか、、、判断がつきませんよね。
最初の段階で半年でだめになりそうだから神経を取って被せにしましょう、という先生が優れた先生だったんでしょうか。

神経を取るという処置は歯の真ん中に穴をあける必要があります。
そこに力が加わると歯が真っ二つに割れる方向に力が加わります。
今回神経が痛み出し神経がダメになったというのも、むし歯というよりもそういう力が関係していることが非常に考えられます。
歯が真っ二つになってしまえば歯を抜歯する必要が出てきます。
それを避けるために被せて歯が割れる方向に力が加わらないようにします。
そういうことでクラウンにすることが非常に多いです。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
詰め物ですが、消耗品でもあり、また相性もあり、相性が良くない場合は神経等にダメージが来ることもあると思います。
被せ物かどうかはその時の歯の状況によると思います。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
神経を取った直後は、歯と骨の間にある歯に掛かる圧力に反応する歯根膜という組織の能力が極端に落ちることがありますので、咬むと痛むという症状が出やすくなります。
この症状が出ないように、歯を安静にするために噛み合わせを落とすことがあります。
その場合、根の治療が終了した後に正常な噛み合わせの状態を回復するには、削ったところを元通りにしなければいけません。
結果として被せることになるでしょう。

神経を取った歯は結果として死んでしまいますので、割れやすくなります。
部分的な詰め物では、割れやすいので被せたほうが安全という考えもあります。

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