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ご相談

2020/10/26

アレルギー治療疑問

金属アレルギーは金属が歯茎に当たらなければ大丈夫？

きこ様55歳女性

アトピーや蕁麻疹や汗疱と、体の不調を調べていたら、どうやら銀歯との関係も原因の一つだと考えられるため、思い切って、銀歯の被せ物を白くすることにしました。
型取りをして、仮歯を被せていたのですが、1日ですぐ取れてしまいました。
歯の方を観察して見ると、銀歯のままでした。
びっくりして歯医者に問い合わせると、「中身の金属はしっかりしているので生かした。セラミックを被せるから、金属が歯茎にあたることはないから大丈夫だ。」との説明を受けました。
本当にそうなのでしょうか？
そもそもの目的と変わってしまうので、納得がいきません。
しかし、中の金属を取るのはリスクが高いと言われました。
とても不安です。
どのような治療方法がベストなのでしょうか？
アドバイスの程、よろしくお願い致します。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

金属アレルギーの対策についてですね。
ベストの方法、、、。

主治医の言うように金属を全部取るとしみたりして、最終的に歯の神経を取る必要が出てくる可能性もあります。
でもそれ以上に金属アレルギーの対策をしたいということなら、そのリスクを分かったうえで金属を全部取るというのがベストなのかもしれません。
普通はそうすることが多いと思います。

でももう一方で、とりあえずセラミックを付けてみて、症状が治まるのであれば、それでリスク回避、金属アレルギー対策も出来る、ということなのかもしれませんし、それでだめなら作り直すというのがベストなのかもしれません。
お金は余計にかかる可能性はありますが、、、。

ベストかもしれない答えを2つ書きましたが、ベストの選択肢というものは結局のところありません。
現時点ではよりベターだと思うほうを選ぶことができるだけです。
金属を全部取れば、しみたり歯の神経をとって被せにしないといけないという可能性が高くなったり、、、こちらのことを優先すると反対側のリスクは高まる、よくある話です。