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2020/09/18
矯正 治療中

矯正治療中、内側に倒れている歯がなかなか起きてきません。

まま様47歳女性
下の歯４番目が内側に倒れてしまっています。
上の犬歯の埋伏もあり、全体矯正をしています。
埋伏歯は少しずつ出てきたのですが、倒れてる歯がなかなか起きてきません。
最初、ブラケットをしたのですが噛み合わせも悪く、噛んだ時に上の歯がブラケットにあたるため、その歯だけブラケットを外しています。
下の内側にリンガルアーチをつけていて、それで起こすと先生は言っていましたが、２ヶ月経っても他の歯は順調に動いているのに、その歯だけ取り残された感じです。
１ヶ月に一回、リンガルアーチも調整してくれています。
先生は埋伏している歯を気にしているようで、下の倒れてる歯はリンガルアーチの調整だけで終わります。
質問ですが、リンガルアーチだけで倒れてる歯は起きるのでしょうか？
ブラケットは所定の位置につけれない場合はつけないものですか？
ずらしてつけるとか、しないのでしょうか？

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
矯正についてですね。
基本的なやり方というものはあっても実際に行うときには臨機応変、いろいろな応用をして、問題にあたるというのが臨床というものです。
リンガルアーチで起こそうということならそれでいいと思います。
例えば歯は力を加えると99.9％は動くといっても、1000人に一人くらいは歯根が骨と癒着して全く動かないという場合もあります。
そういう人に対して普通は動くはずだといっても仕方がないし、それに対しても何らかの方法を考えるというのが臨床の考え方です。
もちろんブラケットをずらしてつけるということも、その一つの選択肢としてはあるのかもしれません。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
もしかすると、バイトターボなどの併用も必要かもしれません。

船津　三四郎　先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津　三四郎先生
まま 様、初めまして。
倒れている歯の進捗状況が気になる事と拝察申し上げます。

実際にまま様の口腔内や、レントゲン、歯型、口腔内写真、顔面写真等を拝見致しておりませんので確定的な事は申し上げられませんが、一般的に、咬み合わせの関係で、上の歯がぶつかって倒れている歯は、起こすのが、中々大変です。

一般的な方法と致しましては、
１．ジャンピングプレートの併用にて、対合歯（上の歯）の干渉を除去する
２．アンカースクリューの応用にて、対合歯（上の歯）の圧下

１．２．等を併用しながら、リンガルアーチで起こす、或いはブラケットを付けて起こす等の方法が有ります。
ただし、あくまでも一般論ですので、まま様のケースでそのまま応用できるかどうかは、わかりません。

現在２か月との事ですので、もう少し経過をみていく必要が有るかと思われます。

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