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2011/08/31

抜歯をしてブリッジを入れるのですが自費以外に何かありますか?

a_amiraclemai@lime.plala.or.jp様43歳女性
初めての投稿になります。宜しくお願いいたします。

先日被せてあった歯の根もう使えないという事で抜歯をしていただきました。右下5.6部分の歯を抜歯したのですが、4.7でブリッジをするにあたり4.5は白い被せ物で6.7は銀歯でお願いしたいと申した所、見積もっていただいたのが14万でした。一体どのような素材なのかもわかりません・・

保険内での白いの素材というのは不可能との事でした・・それが本当なのかもわかりません。そこで質問なのですが、4.5はプラスチック素材で5・7が銀歯ブリッジは出来ないのかが知りたいです。

我が家は子供が多くなるべく私での出費は出したくないので、14万とは行かなくても何か他にないのか知りたいです。宜しくお願いいたします。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
御事情はよく理解できます。

しかしながら、固定制のブリッジで、健康保険内での治療となりますと、全体が銀色の材料になりますので、土台の4,7は銀色になります。

ダミーとなる5,6については、設計にもよりますが、噛み合う面(咬合面)は銀色で、頬側に当たる部分にプラスチックを張り付けるぐらいまでしか、できません。

被せ物として、一体となっているものについては、部分的に、保険外・部分的に保険内として作ることが制度上できません。

小臼歯に対して単独で被せる場合のみ、健康保険内で樹脂製のもので、白くすることはできますが、強度的に弱いので、ブリッジの土台としては認められておりません。

噛み合う部分(見えるところ)全部が白い物で、お尋ねの個所のブリッジは、健康保険の適用外となります。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
まず保険診療の基本的な決まりですが、保険と保険外とを混ぜるというのは混合診療と言って出来ない決まりになっています。

それともう一つ、奥歯のブリッジに使える白い歯というのはありません。
単独の歯であれば硬質レジンジャケットクラウンというのがありますが、これもやっているところは少ないと思われます。(強度に問題あり)

そこで今回のように前のほうだけ白く、奥歯は銀歯でということでもすべてが保険外の診療ということになります。

保険で認められているのはすべてが銀歯というものだけです。(これは歯医者さんが決めているのではなく保険のルール上そうなっているということで日本全国どこの歯科医院でも同じです。)

白い歯は安いもので4.5万円くらいなのでそれが2本と、銀歯のほうも保険外で1本2万円というくらいの計算だと想像します。(個人的にはかなり安めの設定だと思います。)

もし4番目の歯が白い健康な歯なのであれば入れ歯というのも選択肢の一つとして考えられてもいいような気がします。(そのほうが銀が全く見えないわけではありませんが見た目には歯は白く、4番目の歯も長持ちしそうです。)

保険であれば数万円もかからないと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
保険の中でのお話ですので、残念ながらできないと思います。

保険のルールとして、ブリッジにする場合審美性よりも咬むことを主にした決まりになっていまして、奥の歯は白くはできません。

我々の意見は聞いてもらえませんで、そのように決められてしまっています。

またプラスチックと金属の併用は残念ながら不可能です。壊れてしまいます。

後は余裕が出るまで、歯を削らない義歯などを使用してしばらく頑張るという方法もあるのではないでしょうか。

で最終的にはインプラントや白い材料を使ったブリッジに変えていく、のもあるのではないでしょうか。

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